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歌舞伎町カリスマホスト&神7とは|伝説の歴代名鑑

歌舞伎町の伝説のホスト・カリスマホストを複数ソースで確認できる事実だけで解説。神7(越前リョーマ/ROLAND/蓮士/櫻遊志/渋谷奈槻/渚光/縁賀希蓮)の正体と現在、愛田武・城咲仁・手塚マキ・一条ヒカルら業界を変えた人物、神7の由来まで網羅。年商ランキングに頼らない保存版。

神崎とおる(業界ライター)
✏️ 神崎とおる業界ライター

「神7って結局、誰のこと?」——確かめられる事実だけで答えます

時代を彩り伝説となったホストたち——カリスマ性・実績・人間力を兼ね備えた歌舞伎町の伝説のホストを解説する記事のメインビジュアル

「カリスマホスト」「伝説のホスト」「神7」で検索したあなたが本当に知りたいのは、たぶん一つです。“誰のことで、その人は何をした人なのか”。この記事はそこに正面から答えます。

ただし数字の扱いだけ先に約束させてください。2025年10月、ホスト業界の団体JHCA(日本ホストクラブ健全化推進協議会)が、個人の売上ランキング発表と金額アピールを自主規制で禁止しました。だからネットに転がる「年商◯億で歴代1位」式の数字は、古いか、出典のない創作か、いまの業界規範を外れた情報です。本記事は売上の大小では並べません。代わりに、複数の信頼できる媒体で裏が取れた“経歴・功績・いま何をしているか”だけを、一人ずつ具体的に書きます。読み終えたとき、「神7が誰で何をした人か、人に説明できる」状態になっているはずです。

まず「神7」とは何か——公式ランキングではなく、ある企画から生まれた呼び名

よく誤解されますが、神7は売上順位ではありません。発端は2016年ごろのホスト動画企画「ALL★STARS(ALLSTARS)」。カリスマと呼ばれた7名を集めた対談番組で選ばれた“伝説格の7人”が、後に「神7」と呼ばれるようになりました。だから神7は「公式に決まった歌舞伎町トップ7」ではなく、“ある企画から広まった象徴的な7人”という距離感で読むのが正確です。

複数のホスト専門媒体(ChamChill・host-work・horeru など)で一致しているメンバーは次の7人です。まずは一覧で「誰が・何の人で・いまどうしているか」を掴んでください。

ホスト名ひとことで言うといまは
越前リョーマ「ホストの神」と呼ばれる現役の象徴自身プロデュースのグループで現役を継続
ROLANDホストの社会的イメージを変えた最大の有名人引退し実業家・著述家
蓮士「億の男」と呼ばれた実力者SINCE YOU…系の人気店を経営
櫻遊志「ネオホスト」の先駆者格闘家YUSHIへ転身、経営も
渋谷奈槻現役社長兼プレイヤー冬月グループ社長(2019年〜)
渚光AIR出身の人気者groupdandy系を経て愛-本店-等/YouTube発信
縁賀希蓮引退後にいちばん“化けた”人化粧品会社CHRISTINA JAPAN代表

以下、一人ずつ「何をした人か」を掘ります。ここが本記事の本体です。

越前リョーマ|「ホストの神」と呼ばれる現役の象徴

大学時代にホストを始め、その後歌舞伎町へ。長年にわたって第一線を走り続け、業界内外から「ホストの神」と呼ばれてきた人物です。多くのカリスマが“引退して伝説化”していくなかで、現役のまま神格化された珍しい存在で、現在も自身がプロデュースするグループでプレイヤーを続けています。著書も出版し、ホストの世界を業界の外へ語る発信者でもあります。読みどころは、神7のなかで「いまも会いに行ける伝説」だという点です。

ROLAND|ホストの“見られ方”そのものを変えた人

旧源氏名・東城誠として18歳でデビューし、2017年に「ROLAND」へ改名。KG-produce傘下の「PLATINA -本店-」に在籍し、「現代ホスト界の帝王」と称されました。2018年に現役を引退して個人事務所Schwarzeを設立し、脱毛サロン・飲食・美容商品・シャンパン輸入総代理店など複数事業を持つ実業家・著述家へ。著書『俺か、俺以外か。』はベストセラーになり、2025年には紺綬褒章を受章しています。彼の最大の功績は売上ではなく、「ホスト=怖い・アングラ」という世間の見方を「かっこいい・エンタメ」へ反転させたこと。詳しい経歴はROLAND(ローランド)完全プロフィールにまとめています。

蓮士|「億の男」から、店をつくる側へ

「億の男」と呼ばれた実力者で、SINCE YOU…系の人気店「RESISTANCE」のトップ。RESISTANCEの代表取締役、関連ブランド「FioRe」のCEOを兼ねる経営者でもあります。プレイヤーとして名を上げたあと店を作る側に回る——現代カリスマの王道ルートを体現した一人です。

櫻遊志|ホストの常識を壊した「ネオホスト」、そして格闘家YUSHIへ

「SENSE TOKYO」を創業し、短髪・細マッチョ・ノンアル営業という「ネオホスト」を世に広めた先駆者です。スーツ・派手髪・酒という従来の型そのものを更新しました。さらに後年、総合格闘家「YUSHI」として2021年大晦日のRIZINでプロデビューし、アパレルやジムの経営も手がけています。読みどころは、“ホスト像そのもの”をアップデートした人だという点です。

渋谷奈槻|元トップから、大手グループの社長へ

元トップホストで、2019年に冬月グループ(FUYUTSUKIグループ)の社長に就任。現役社長でありながらプレイヤーも続けるという立場で知られます。プレイヤー出身者が大手グループの経営トップに座る——業界の人材登用が変わったことを象徴する存在です。

渚光|AIRの看板から、YouTube発信まで

AIR GROUPでデビューして看板ホストになり、その後groupdandyへ移籍、現在は「愛-本店-」などに不定期で出勤しています。岐阜県出身で、YouTube「ナギピカ」ではポケモンGO×ホストという独自路線を配信。接客の実力に“発信”を重ねる、現代型カリスマの一例です。

縁賀希蓮|引退後にいちばん“化けた”人

大阪のホストクラブから東京へ進出し、「ALL-BLACK-」の支配人として活躍、2018年3月に現役を引退しました。引退後は本名・森翔太として化粧品会社「株式会社CHRISTINA JAPAN」を創業し代表に就任。イスラエル発スキンケアブランドCHRISTINAの日本総代理店で、ファッション専門メディアWWDJAPANにも特集されています。「ホストの先に経営者」という出口をはっきり示した一人として、神7のなかでも語られ方が独特です。

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神7の前に——この人たちがいなければ、業界そのものがなかった

華やかな歌舞伎町のイメージ

神7は“その時代の象徴”ですが、その土台を作った人たちがいます。ここを知ると、カリスマの系譜が一本の線でつながります。

愛田武|全ホストの父

本名・榎本武。1940年生まれ、2018年に逝去。1971年にホストクラブ「愛本店」を創業し、愛田観光の代表、歌舞伎町ホストクラブ協力会の初代会長を務めました。「ホスト界の帝王」「全ホストの父」と呼ばれ、著書『ホスト王が明かすいい女の法則』なども残しています。現代のホストクラブ運営の基盤を作った、すべての始まりにいる人物です。

城咲仁|“お茶の間”にホストを連れてきた人

1977年東京生まれ。歌舞伎町の老舗「クラブ愛」でNo.1ホストとして一時代を築き、2005年に引退してタレントへ転身しました(サンミュージック所属を経て2021年に独立)。2006年には歌手デビューし、バラエティ番組に数多く出演。2019年には期間限定でホストに復帰しています。彼の功績は、ホストを一般メディアの存在にした最初の象徴になったこと。売上の数字ではなく、この“越境”こそが語り継がれる理由です。

手塚マキ|ホストを「文化」にした経営者

1977年埼玉生まれ。1997年に「スティンガー」で勤務を始め、2003年に「Smappa!」を開店してSmappa!Groupを創業(現・会長)。2017年には「歌舞伎町ブックセンター」を開き、清掃団体「夜鳥の界」やNPOグリーンバードの活動、著書『ホスト万葉集』などで知られます。売る人としてだけでなく、歌舞伎町を語り、ホストを“文化”として社会化した異色の存在です。カリスマの定義を「売上」から「在り方」へ広げた人として外せません。

一条ヒカル|記録の人から、人を育てる経営者へ

本名・辻貴人、1987年富山生まれ。元美容師から22歳ごろにホストへ転身し、AIR GROUPでカリスマとして他に類を見ない数々の記録を打ち立てた売れっ子でした。その後は経営者・実業家へ進み、現在は group BJ 傘下の「ONE'S CREATION(ワンクリ)」で代表取締役会長を務め、店舗を次々にプロデュースしています。「ホスドル(ホスト=アイドル)」の発起人としても知られ、人材育成と水商売のイメージ改善に注力。noteで経営論・教育論を発信し、テレビ朝日・日本テレビ・TBS・AbemaTVなどメディア出演も多数。“売れたあと、人を育てる側で名を残す”現代カリスマの典型です。

なぜ「歴代No.1 売上◯億」を信じてはいけないのか(2025年の大きな変化)

トップホストのイメージ

ここで冒頭の約束に戻ります。2025年10月5日、JHCAは改正風営法の施行に合わせて自主規制を制定し、ホスト個人のランキング発表と、売上金額を用いた広告・宣伝(LEDビジョンやトラック広告など金銭的数値の強調を含む)を全面的に禁止しました。2025年12月には外部ポータルでの「店舗内ランキング」復活が一部認められましたが、売上金額や来店組数などの金銭的数値の強調は引き続き禁止です(いずれもJHCAの公式声明および各種報道による)。

つまり——(1)「個人が年商◯億で歴代1位」と“いま”掲げること自体が業界の自主規制に反する、(2) 売上ランキングを売りにしているサイトは情報が古いか規範を外れている、(3) これは隠蔽ではなく「煽りをやめた」前向きな変化で、改正風営法による健全化の流れと一体(詳しくは改正風営法で何が変わったか)。だから本記事は数字を出さず、役割と功績で書いてきました。見る指標を“売上”から“実際に通った人の評価”へ移すのが、いまの正しい読み方です。

売上が見えない時代の、カリスマの見極め方

カリスマのイメージ

数字が消えたぶん、何を見ればいいか。順に挙げます。引退後も名前が残っているか(伝説の最重要条件)。固有の世界観と発信の中身(フォロワー“数”ではなく中身を見る。数を競うのは規制の趣旨に反します)。店内でのサイン(卓に長く留まる/ヘルプが自然に集まる/スタッフからの呼ばれ方が特別)。そして決め手は、実際に来店した人の口コミ評価です。ここがホスランクの役目で、SMS認証を通した“本当に来店した人”のレビューを中立に集計しているので、煽り数字ではなく「通った人の実感」でカリスマ性を確かめられます。いまこの瞬間の評価はホスト・店舗のランキングで見られます。

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カリスマホストに会いに行く現実的な手順

時代を変えたイメージ

会ってみたいと思ったときの要点だけ。カリスマ級は初回のフリーでは席に来ないことが多いので、会いたいなら本指名が前提です。バースデーや周年などのイベント日は指名客で席が埋まるため、平日の通常営業日・早めの時間を狙うほうが確実。出勤情報は本人のSNSで確認できます。担当選びの基本は担当の選び方、初回の流れは初回の完全ガイドにまとめています。

よくある質問

神7は公式のランキングですか? いいえ。2016年ごろのYouTube企画「ALL★STARS」から広まった呼び名で、メンバーは媒体によって細部が異なります。順位として読まないでください。

神7のメンバーは今どうしているの? 現役を続ける人(越前リョーマ)、引退して実業家・著述家になった人(ROLAND、縁賀希蓮)、経営者になった人(蓮士、渋谷奈槻)、格闘家へ転身した人(櫻遊志)、発信者として活動する人(渚光)と、進路は多彩です。

歴代No.1の年商を知りたいのですが。 2025年のJHCA自主規制で、売上金額の公表・宣伝は禁止されました。ネットに出回る具体的な年商は古いか不確かな情報です。役割と口コミで見るのが正解です。

現役で「伝説」と呼ばれる人はいますか? 「伝説」は基本的に引退後の称です。現役は「トッププレイヤー」と呼び分けるのが業界の感覚で、越前リョーマのように現役で神格化される例は例外的です。

結局、どこを見て選べばいいですか? 公の経歴(功績・著書・メディア・事業)と、実来店者の口コミ評価。この2つで十分です。数字ランキングは追わなくて構いません。

まとめ——“数字の歴代1位”ではなく、“何をした人か”で見る

神7とは、2016年ごろの企画から広まった象徴的な7人。越前リョーマ(現役の象徴)、ROLAND(業界の見られ方を変えた)、蓮士(経営へ)、櫻遊志(ネオホスト→格闘家)、渋谷奈槻(冬月グループ社長)、渚光(AIR出身の発信者)、縁賀希蓮(化粧品会社代表)——全員に、売上数字ではなく語るべき“何をした人か”があります。その前史には愛田武・城咲仁・手塚マキ・一条ヒカルがいて、業界の土台と社会化を担いました。歴代No.1の年商を探す旅は、2025年の自主規制でもう終わっています。これからは公の功績で歴史を知り、現役は実来店者の口コミ評価で確かめる——この二段構えで、あなたの“推し”を煽りではなく事実で選んでください。

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神崎とおる(業界ライター)プロフィール画像
神崎とおる業界ライター

歌舞伎町で4年間ホストとして勤務した後、2024年に引退(31歳)。現役時代は中堅プレイヤーとして業界の光と影を経験。現在はナイトエンタメ業界のライターとして、元内部の視点から冷静に業界を分析している。

この記事は ホスランクの編集方針 に基づき、業界経験者によって執筆されています。

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