歌舞伎町の有名ホスト名鑑|カリスマ・神7・歴代の系譜
歌舞伎町の有名ホスト・カリスマホストを、確認できる事実だけで21人分。神7(越前リョーマ/ROLAND/蓮士/櫻遊志/渋谷奈槻/渚光/縁賀希蓮)の正体、業界を作った6人(愛田武・零士・城咲仁・手塚マキ・一条ヒカル・桑田龍征)、いまグループを率いる8人(高見翔・冬月翔・叶遊乃・くまの心・環修斗・ひろむん・あおい・桐生レイラ)。売上ではなく役割と功績で並べています。


「神7って結局、誰のこと?」——確かめられる事実だけで答えます
「カリスマホスト」「伝説のホスト」「神7」で検索したあなたが本当に知りたいのは、たぶん一つです。"誰のことで、その人は何をした人なのか"。この記事はそこに正面から答えます。
3行サマリ:神7 とこの記事の立場
・神7 = 越前リョーマ/ROLAND/蓮士/櫻遊志/渋谷奈槻/渚光/縁賀希蓮(6媒体一致で確定)
・公式ランキングではなく、2015年頃に収録され 2016年に YouTube「KABUKI TV/ALLSTARS」で公開された企画由来のファン通称
・JHCA 自主規制(2025/10/5 策定・12/23 一部緩和)で売上ランキング・金額アピールは全面禁止——本記事は売上では並べず、経歴・功績・いま何をしているかで一人ずつ書きます
この記事に出てくるのは、次の21人です。
| 区分 | 名前 |
|---|---|
| 神7(企画から広まった通称) | 越前リョーマ/ROLAND/蓮士/櫻遊志/渋谷奈槻/渚光/縁賀希蓮 |
| 業界そのものを作った人 | 愛田武/零士/城咲仁/手塚マキ/一条ヒカル/桑田龍征 |
| いまグループを率いる人 | 高見翔/冬月翔/叶遊乃/くまの心/環修斗/ひろむん/あおい/桐生レイラ |
全員、売上の数字ではなく「何をした人か」で並べています。理由は次のとおりです。
数字の扱いを先に約束させてください。2025年 10月 5日、ホスト業界の団体 JHCA(日本ホストクラブ健全化推進協議会)が、個人の売上ランキング発表と金額アピールを自主規制で禁止しました(2025年 12月 23日に役職表示の取扱いなど一部が緩和 されましたが、個人売上のランキング・金額アピールは引き続き禁止)。だからネットに転がる「年商◯億で歴代 1 位」式の数字は、古いか、出典のない創作か、いまの業界規範を外れた情報です。本記事は売上の大小では並べません。代わりに、複数の信頼できる媒体で裏が取れた "経歴・功績・いま何をしているか" だけを、一人ずつ具体的に書きます。読み終えたとき、「神7 が誰で何をした人か、人に説明できる」状態になっているはずです。
まず「神7」とは何か——公式ランキングではなく、ある企画から生まれた呼び名
よく誤解されますが、神7 は売上順位ではありません。発端は 2015年頃に収録され、2016年頃に YouTube「KABUKI TV/ALLSTARS」で公開された "ホスト界の神7 集結" シリーズ という企画です。上位メンバー 7名 × エントリーメンバー 50名をシャッフルしてトークする番組で、後に上位7名が「神7」と呼称定着しました。ALL★STARS サイト自体は現在閉鎖 されており、出典は媒体経由でのみ確認可能です(YouTube 第1回 神7 集結)。
だから神7 は「公式に決まった歌舞伎町トップ 7」ではなく、"ある企画から広まった象徴的な 7人" という距離感で読むのが正確です。また、業界には「カリスマホスト」「歌舞伎町四天王」「夜王」など神7 と並列の別呼称が複数あり、これらは互いに別概念です——混同しないでください。
その「神7」で合っていますか?——他ジャンル・他グループの「神7」との違い
ここでいったん交通整理させてください。「神7」という言葉はホスト界だけのものではなく、検索して「思っていたのと違う」となりやすい言葉です。大きく分けて 3つあります。
- アイドルの「神7」:一般に最も有名なのは AKB48 の選抜上位7名を指す通称です。本記事とはまったく別ジャンルの話です。
- ホストグループ独自の「神7 総選挙」:一部のホストグループが、ファン投票の「総選挙」で選ばれた上位7名を「神7」と呼ぶ独自イベントを行うことがあります。これは各グループが主催する催しで、歌舞伎町全体の神7 とは別物です(人気投票であって、規制対象の売上ランキングとも別の話です)。
- 歌舞伎町の「神7」=この記事の主題:前述のとおり、YouTube「KABUKI TV/ALLSTARS」の企画から広まった、越前リョーマ/ROLAND/蓮士/櫻遊志/渋谷奈槻/渚光/縁賀希蓮の 7人を指すファン通称です。
同じ「神7」でも、アイドル/各グループの総選挙/歌舞伎町の名だたる 7人は全部が別物。あなたが探しているのが「歌舞伎町の伝説のホスト」なら、この先が本編です。
複数のホスト専門媒体(ChamChill・host-work・horeru など)で一致しているメンバーは次の7人です。まずは一覧で「誰が・何の人で・いまどうしているか」を掴んでください。
| ホスト名 | ひとことで言うと | いまは |
|---|---|---|
| 越前リョーマ | 「ホストの神」と呼ばれる現役の象徴 | 自身プロデュースのグループで現役を継続 |
| ROLAND | ホストの社会的イメージを変えた最大の有名人 | 引退し実業家・著述家 |
| 蓮士 | 「億の男」と呼ばれた実力者 | SINCE YOU…系の人気店を経営 |
| 櫻遊志 | 「ネオホスト」の先駆者 | 格闘家YUSHIへ転身、経営も |
| 渋谷奈槻 | 現役社長兼プレイヤー | 冬月グループ社長(2019年〜) |
| 渚光 | AIR出身の人気者 | groupdandy系を経て愛-本店-等/YouTube発信 |
| 縁賀希蓮 | 引退後にいちばん“化けた”人 | 化粧品会社CHRISTINA JAPAN代表 |
以下、一人ずつ「何をした人か」を掘ります。ここが本記事の本体です。
越前リョーマ|「ホストの神」と呼ばれる現役の象徴
大学時代にホストを始め、その後歌舞伎町へ。長年にわたって第一線を走り続け、業界内外から「ホストの神」と呼ばれてきた人物です。多くのカリスマが“引退して伝説化”していくなかで、現役のまま神格化された珍しい存在で、現在も自身がプロデュースするグループでプレイヤーを続けています。著書も出版し、ホストの世界を業界の外へ語る発信者でもあります。読みどころは、神7のなかで「いまも会いに行ける伝説」だという点です。
ROLAND|ホストの“見られ方”そのものを変えた人
旧源氏名・東城誠として18歳でデビューし、2017年に「ROLAND」へ改名。KG-produce傘下の「PLATINA -本店-」に在籍し、「現代ホスト界の帝王」と称されました。2018年に現役を引退して個人事務所Schwarzeを設立し、脱毛サロン・飲食・美容商品・シャンパン輸入総代理店など複数事業を持つ実業家・著述家へ。著書『俺か、俺以外か。』はベストセラーになり、2025年には紺綬褒章を受章しています。彼の最大の功績は売上ではなく、「ホスト=怖い・アングラ」という世間の見方を「かっこいい・エンタメ」へ反転させたこと。詳しい経歴はROLAND(ローランド)完全プロフィールにまとめています。
蓮士|「億の男」から、店をつくる側へ
「億の男」と呼ばれた実力者で、SINCE YOU…系の人気店「RESISTANCE」のトップ。RESISTANCEの代表取締役、関連ブランド「FioRe」のCEOを兼ねる経営者でもあります。プレイヤーとして名を上げたあと店を作る側に回る——現代カリスマの王道ルートを体現した一人です。
櫻遊志|ホストの常識を壊した「ネオホスト」、そして格闘家YUSHIへ
「SENSE TOKYO」を創業し、短髪・細マッチョ・ノンアル営業という「ネオホスト」を世に広めた先駆者です。スーツ・派手髪・酒という従来の型そのものを更新しました。さらに後年、総合格闘家「YUSHI」として2021年大晦日のRIZINでプロデビューし、アパレルやジムの経営も手がけています。読みどころは、“ホスト像そのもの”をアップデートした人だという点です。
渋谷奈槻|元トップから、大手グループの社長へ
元トップホストで、2019年に冬月グループ(FUYUTSUKIグループ)の社長に就任。現役社長でありながらプレイヤーも続けるという立場で知られます。プレイヤー出身者が大手グループの経営トップに座る——業界の人材登用が変わったことを象徴する存在です。
渚光|AIRの看板から、YouTube発信まで
AIR GROUPでデビューして看板ホストになり、その後groupdandyへ移籍、現在は「愛-本店-」などに不定期で出勤しています。岐阜県出身で、YouTube「ナギピカ」ではポケモンGO×ホストという独自路線を配信。接客の実力に“発信”を重ねる、現代型カリスマの一例です。
縁賀希蓮|引退後にいちばん“化けた”人
大阪のホストクラブから東京へ進出し、「ALL-BLACK-」の支配人として活躍、2018年3月に現役を引退しました。引退後は本名・森翔太として化粧品会社「株式会社CHRISTINA JAPAN」を創業し代表に就任。イスラエル発スキンケアブランドCHRISTINAの日本総代理店で、ファッション専門メディアWWDJAPANにも特集されています。「ホストの先に経営者」という出口をはっきり示した一人として、神7のなかでも語られ方が独特です(元AIR支配人としての経歴や冒険家としての現在は縁賀希蓮の完全プロフィールにまとめています)。
神7 とは別に——業界に大きな足跡を残した著名ホスト 6人

神7 が "ある企画から広まった象徴的な 7人" だとすれば、業界そのものを動かしたのは別の系譜です。業界基盤を作った創業者、社会化を進めたメディア露出者、令和型経営モデルを定義した改革者——時代順に並べると、ホスト業界の歴史が一本の線でつながります。以下の 6人は JHCA 自主規制下でも売上に頼らず "業界貢献" で語れる 人物として、複数業界メディア・公式情報で実証されています。
愛田武|業界の基盤を作った "全ホストの父"
本名・榎本武。1940年生まれ、2018年に逝去(享年 78)。1971年にホストクラブ「愛本店(クラブ愛)」を創業 し、愛田観光の代表、歌舞伎町ホストクラブ協力会の初代会長 を務めました。「ホスト界の帝王」「全ホストの父」と呼ばれ、著書『ホスト王が明かすいい女の法則』なども残しています。現代のホストクラブ運営の基盤を作った、すべての始まりにいる人物——「愛本店」は現在 groupdandy 傘下として継承され、業界の象徴的店舗として営業を続けています(愛グループの歴史と現在は愛グループ完全ガイドへ)。
零士(れいじ)|元祖カリスマ・Forbes 掲載の起業家
本名・戸塚孝司。「クラブ愛」「ニュー愛」で 12年連続 No.1 を獲得した伝説のホストで、1999年に独立して「Dios」を開業、2001年には六本木「PLAYER'S CLUB Dios」を展開しました。2004年に米 Forbes 誌で「年商 1,000万ドルの起業家」として特集 され、日本のホストとして初めて海外メディアに大きく紹介された存在。愛田武が築いた業界基盤の上に、"カリスマ" という個人ブランドを最初に成立させた人物 で、城咲仁・ROLAND ら後のメディア露出型カリスマの先駆けです。系譜「愛田武 → 零士 → 城咲仁 → ROLAND」を繋ぐ欠かせないピース。
城咲仁|"お茶の間" にホストを連れてきた人
本名・若林仁。1977年東京生まれ。「クラブ愛」で 5年連続 No.1 ホストとして一時代を築き、2005年に引退してタレントへ転身 しました(サンミュージック所属を経て 2021年に独立)。2006年には歌手「ブルドッグ」でデビューし、バラエティ番組に数多く出演。2019年には愛本店で 1 ヶ月限定でホストに復帰 しています。彼の功績は、ホストを一般メディアの存在にした最初の象徴 になったこと。零士が "海外メディア" にホストを連れ出したのに対し、城咲仁は "日本のお茶の間" にホストを定着させた人 ——売上の数字ではなく、この "越境" こそが語り継がれる理由です。
手塚マキ|ホストを「文化」にした経営者
1977年埼玉生まれ。1997年に歌舞伎町でホストを始め、2003年に「Smappa!」を開店して Smappa! Group を創業(現・会長)。2017年には「歌舞伎町ブックセンター」を開き、清掃団体「夜鳥の界」、NPO グリーンバードの活動、著書『ホスト万葉集』(2020年・講談社)などで知られます。売る人としてだけでなく、歌舞伎町を語り、ホストを "文化" として社会化した 異色の存在——カリスマの定義を「売上」から「在り方」へ広げた人として外せません。テレビ・新聞・経済誌などメディア露出も多数。
一条ヒカル|令和型カリスマと "ホスドル" の発起人
本名・辻貴人、1987年 1月 4日富山市舟倉生まれ。元美容師から 22歳ごろに group BJ で 5,000円の体験入店からホストキャリアをスタート、group BJ 一筋で頭角を現し、現在は group BJ 傘下「ONE'S CREATION(ワンクリ)」代表取締役会長 として全12店舗中 4店舗(club Classy/BLACK DIAMOND CLUB/CLUB ARTIST/BLACK DIAMOND CLUB 2ND・約150名)を統括しています。「ホスドル(ホスト = アイドル)」の発起人 としても知られ、人材育成と水商売のイメージ改善に注力。佐藤健に似た端正な容姿でテレビ朝日・日本テレビ・TBS・AbemaTV など メディア露出多数、note で経営論・教育論を発信。"売れたあと、人を育てる側で名を残す" 現代カリスマの典型 です。
桑田龍征|令和型ホストクラブ経営モデルの定義者
NEW GENERATION GROUP(NGG)創業者。2008年に "業界初・現役大学生社長" として LEVEL2 を開業、NGG を創業しました。2017年「ニュージェネ体操」で業界 SNS 発信の先駆け となり、ホスト YouTuber 時代の起点を作った人物。給与・歩合のフルオープン化、罰金/天引きの廃止、年功序列の撤廃 など、令和型ホストクラブの経営モデルを定義 した改革者として知られます。2019年からは投資番組「令和の虎」にレギュラー出演し、業界外の経営者・起業家との接点を広げました。業界の "ブラックボックス" を開いて健全化の流れを先取りした 存在——JHCA 自主規制や改正風営法の方向性と連動する経営哲学を 10年以上前から実践していた人物として、業界の歴史に欠かせません。
いまグループを率いている人たち
神7も業界を作った6人も、大半はもう現役を退いています。では「いま名前が知られているのは誰か」。この問いに、売上ではなく役職という公表された事実で答えます。
並べる順番は歌舞伎町での規模順にしました(店舗数はホスホス掲載ベースで確認できた2026年7月時点の数。詳しい内訳は歌舞伎町のホスト勢力図へ)。
| 名前 | 立場 | 歌舞伎町の店舗数 | 何で知られているか |
|---|---|---|---|
| 高見翔 | groupdandy 会長 | 41店 | 歌舞伎町最大規模を束ねるホスト出身の実業家 |
| 叶遊乃 | 冬月グループ 会長 | 19店 | 創業前から支えるグループの顔・YouTube発信 |
| くまの心 | 冬月グループ 社長 | 19店 | 渋谷奈槻との2名体制 |
| 冬月翔 | 冬月グループ創業者 | 19店 | 2012年にFGHDを創立、現在は実業家 |
| あおい | ACQUA GROUP 会長 | 13店 | 「令和の夜王」の通称、番組審査員 |
| 環修斗 | アトムグループ 創業者・会長 | 1店 | 大阪ミナミ発。本拠は関西 |
| ひろむん | アトムグループ 総社長 | 1店 | TikTok発信で知られる2トップの一人 |
| 桐生レイラ | RHYTHM オーナー | 1店 | AIR GROUP系列。番組にKINGとして出演 |

前章で紹介した一条ヒカル(group BJ・9店)、桑田龍征(NEW GENERATION GROUP・7店)、手塚マキ(Smappa! Group・6店)も現役の経営者です。歴史の側で紹介しましたが、いまも歌舞伎町で店を持っています。
高見翔|歌舞伎町最大級のグループを率いる
groupdandyの創業者であり、現在の会長。歌舞伎町に40店規模を展開する集団を束ねています。ホスト出身の実業家という点では、この記事に並ぶ他の名前と共通する道筋です。
象徴的なのが、愛グループとの関係です。創業者・愛田武が2014年ごろに健康悪化で経営を退いた際、愛本店(愛田観光)の経営権はgroupdandyへ譲渡されました。以後、愛田武はgroupdandyの名誉会長として遇され、2018年の逝去時には高見翔が葬儀の喪主を務めています。業界の始祖から現在の最大手へ、系譜が実際につながった瞬間でした(詳細はグループダンディ完全解説と愛グループ完全ガイドへ)。
冬月翔|19歳でこの世界に入り、20歳で独立した
冬月グループの創業者。2004年に20歳で独立して前身の「コンフォルト」を立ち上げ、2012年に冬月グループHOLDINGS(FGHD)を創立しました。現在は本名の細矢義明名義で株式会社Leading Communicationを率い、SNSマーケティングとクリエイタープロダクションの事業を手がけています。
つまりすでに経営の一線からは離れており、いまの冬月グループを動かしているのは別の体制です。ここは検索でよく混同される部分なので、冬月翔の完全プロフィールで経歴を分けて整理しました。
叶遊乃・くまの心|創業者のあとを継いだ体制
冬月グループの現在の体制は、会長が叶遊乃(かのう ゆうだい)、社長がくまの心と渋谷奈槻の2名です。叶遊乃は創業前からグループを支えてきた人物で、YouTube等でも発信するグループの顔として知られます。渋谷奈槻は神7の一人でもあり、元トップホストが大手の社長席に座った例として前述しました。
グループの全体像は冬月グループ完全ガイドにまとめています。
環修斗・ひろむん|大阪ミナミが本拠の2トップ
アトムグループは大阪ミナミ発。創業者の環修斗(たまき しゅうと)会長と、TikTokで知られるひろむん総社長の2トップ体制で、大阪ミナミ・梅田・歌舞伎町・札幌に12店を展開しています。グループ名の由来は「ATOM=愛(あ)と夢(む)」。
歌舞伎町にあるのはATOM -ROYAL TOKYO-の1店だけ(2025年6月に旧ATOM -TOKYO-からリブランド)。つまり歌舞伎町での規模で言えば小さく、このグループの本体は関西にあります。それでもひろむん総社長の名前が東京で検索されるのは、店舗数ではなくSNSでの発信が届いているからです。歌舞伎町生まれのグループが並ぶなかで、大阪の本流が東京に出店している形という点でも異色(アトムグループ完全ガイド)。
あおい|「令和の夜王」と呼ばれる会長
2015年設立のACQUA GROUPを率いる会長。「令和の夜王」の通称で知られ、YouTubeの『ホストコール』には審査員として出演しています。
このグループがSNS・メディア発信に強いのは偶然ではありません。母体がプロダクションやメディア寄りの事業を多角的に手がけてきた成り立ちで、所属ホストの発信支援やブランディングが後発グループでありながら当初から構造として組み込まれていたからです(ACQUAグループ完全ガイド)。
桐生レイラ|番組で顔を知られたオーナー
AIR GROUP系列店RHYTHMのオーナー。2026年開始のYouTube番組『ホストコール』にKINGとして出演しています。同番組にはALL WHITE TERRACE所属の飛龍もKINGの一人として出ています。
テレビ・YouTubeで見かけるホストを探しているなら
「ホスト 有名人」で検索する人が探しているのは、たいてい歴代の伝説ではなく、いまメディアで見かける顔です。この記事に出てくる名前を、露出している場所で並べ直しておきます。
| 見かける場所 | 名前 |
|---|---|
| テレビ・書籍 | ROLAND(著書『俺か、俺以外か。』)/城咲仁(タレント転身)/手塚マキ(『ホスト万葉集』)/一条ヒカル |
| 経済・投資番組 | 桑田龍征(『令和の虎』レギュラー) |
| 格闘技 | 櫻遊志(総合格闘家YUSHIとして2021年大晦日のRIZINでプロデビュー) |
| YouTube | 渚光(『ナギピカ』)/叶遊乃/あおい・桐生レイラ・飛龍(『ホストコール』) |
| TikTok | ひろむん |
ここで一つ、意外に思われるかもしれないことを書いておきます。メディアで最も知られている人と、店で最も指名を集めている人は、必ずしも一致しません。露出は事務所や事業の戦略で決まる部分が大きく、接客の評価とは別の軸だからです。だから「テレビで見た人に会いたい」と「いい担当を見つけたい」は、探し方を分けたほうが早い。
いま話題のホストを番組から辿るならホストコールの出演者一覧、実際に通った人の評価から探すなら口コミ評価のランキングが入口になります。
なぜ「歴代 No.1 売上◯億」を信じてはいけないのか——2025年の規制激変
ここで冒頭の約束に戻ります。ホスト業界は 2025年に 2つの大きな規制 が連動して動きました。
改正風営法:第1 弾 2025年 6月 28日(客側保護——売掛・色恋・未成年保護を中心とした規制強化)、第2 弾 2025年 11月 28日(許可制限——営業許可取消条件の強化・違反時の処分厳格化)。詳細は改正風営法 2025 完全ガイドに分けています。
JHCA 自主規制:2025年 10月 5日に策定——ホスト個人のランキング発表と、売上金額を用いた広告・宣伝(LED ビジョンやトラック広告など金銭的数値の強調を含む)を全面的に禁止。2025年 12月 23日に役職表示の取扱いなど一部が緩和 されましたが、個人売上のランキング・金額アピールは引き続き禁止 です。JHCA 加盟は 16 グループ・164店舗 で、業界全体の健全化基準として並走しています。業界全体の構造は業界白書 2026へ。
つまり——
- 「個人が年商◯億で歴代 1 位」と "いま" 掲げること自体が 業界の自主規制に反する
- 売上ランキングを売りにしているサイトは 情報が古いか規範を外れている
- これは隠蔽ではなく「煽りをやめた」前向きな変化で、改正風営法による健全化の流れと一体
だから本記事は数字を出さず、役割と功績で書いてきました。見る指標を "売上" から "実際に通った人の評価" へ移すのが、いまの正しい読み方です。
売上が見えない時代の、カリスマの見極め方
そもそも「カリスマホスト」とは何者か。ここまで読むと見えてきますが、共通しているのは売上の金額ではありません。引退したあとも名前が残り、業界や世間の"見方"そのものを動かした——それが本記事で扱ってきた人たちに共通する「カリスマ」の中身です。零士は海外メディアへ、城咲仁はお茶の間へ、ROLAND は世間のイメージへ、桑田龍征は経営モデルへ。全員、数字ではなく"何を変えたか"で記憶されています。だから数字が使えなくなった今こそ、この見方が効いてきます。
では、いま現役のホストにこの"カリスマ性"があるかを、何で見極めればいいか。順に挙げます。
- 引退後も名前が残っているか——伝説の最重要条件。神7 のうち ROLAND・縁賀希蓮・櫻遊志・蓮士は引退後の活動で名前を残し続けています
- 固有の世界観と発信の中身——フォロワー "数" ではなく中身を見る。数を競うのは規制の趣旨に反します
- 業界貢献の有無——零士の Forbes 掲載、桑田龍征の経営モデル定義のように、業界全体に影響を与えた足跡がある人物
- 店内でのサイン——卓に長く留まる/ヘルプが自然に集まる/スタッフからの呼ばれ方が特別
- 実際に来店した人の口コミ評価——決め手。ホスランクは SMS 認証を通した "本当に来店した人" のレビューを中立に集計 しているので、煽り数字ではなく「通った人の実感」でカリスマ性を確かめられます
いまこの瞬間の評価はホスト・店舗のランキングで見られます。
カリスマホストに会いに行く現実的な手順——「自分でも大丈夫?」への答え
「会ってみたいけど、自分のような客で相手にしてもらえるのか」「敷居が高そう」——カリスマホストを検索する人の多くが抱える本音です。先に結論:カリスマ級でも、客側がマナーと準備を整えれば普通に会えます。煽り情報で過剰に身構える必要はありません。
1. **本指名が前提**
カリスマ級は 初回のフリー(席を回す形式)では席に来ないことが多い ので、会いたいなら最初から本指名で予約します。本指名料の相場は 3,000円前後(4,000円の店もあります。料金体系の詳細は料金完全ガイド)。
2. **平日の通常営業日・早めの時間が確実**
バースデーや周年などのイベント日は指名客で席が埋まるため、平日の通常営業日・1部(早めの時間帯) を狙うほうが確実に席につけます。営業時間の詳細はホストクラブの営業時間へ。
3. **出勤情報は本人の SNS で確認**
X(旧 Twitter)・Instagram・TikTok で本人が出勤を告知しているので、予約前に必ず確認。事前に DM や予約フォームで連絡を入れておくと当日スムーズです。
4. **当日のマナーは "等身大" で**
緊張して背伸びする必要はありません。初回セット料金内で楽しむ ことを最初から伝え、無理にボトル・タワーを入れる必要はありません。担当ホストも "持続的に通ってくれる客" を大切にします——一発の派手な注文より、自分の予算で気持ちよく通えることが本当のリピート関係になります。
5. **SNS 撮影・他客への配慮**
撮影はお店に一言許可を取るのがマナー。SNS 投稿時はホストの顔を加工等で配慮するのが業界の慣例です。
担当選びの基本は担当の選び方、初回の流れは初回の完全ガイドにまとめています。
よくある質問
神7 は公式のランキングですか? いいえ。2015年頃に収録され、2016年に YouTube「KABUKI TV/ALLSTARS」で公開された企画由来のファン通称です。順位として読まないでください。6媒体(horeru/ChamChill/host-work/beauty.beaute.tokyo/ホスランク/YouTube 本家)で 7名は完全一致しています。
神7 のメンバーは今どうしているの? 現役を続ける人(越前リョーマ)、引退して実業家・著述家になった人(ROLAND、縁賀希蓮)、経営者になった人(蓮士、渋谷奈槻)、格闘家へ転身した人(櫻遊志)、発信者として活動する人(渚光)と、進路は多彩です。
「神7」と「カリスマホスト」「歌舞伎町四天王」は同じですか? いいえ、すべて別概念です。「カリスマホスト」は業界全体で名前が知られた著名ホストの総称、「四天王」「夜王」も別呼称。本記事では「神7」(企画由来の 7人)と「業界に大きな足跡を残した著名ホスト」(愛田武・零士・城咲仁・手塚マキ・一条ヒカル・桑田龍征の 6人)を分けて整理しています。
アイドルや他グループの「神7」とは違うのですか? はい、別物です。一般に有名な AKB48 の「神7」は別ジャンル、一部のホストグループが独自に開く「神7 総選挙」もそのグループのイベントで、歌舞伎町全体の神7(KABUKI TV 企画由来の 7人)とは違います。詳しくは本文「その『神7』で合っていますか?」を参照してください。
「令和の神7」や「いまのトップ 7」は誰ですか? 固定された "公式の令和版" は存在しません。2025年 10月の JHCA 自主規制で売上ランキングの公表が禁止されたため、"歴代神7" のような形で公式に選ばれた現役 7人はありません(各メディアやグループが独自企画で「令和の◯◯」を選ぶことはありますが、公式順位ではありません)。いま現役の人気は、煽り数字ではなく実来店者の口コミ評価ランキングで確かめるのが正確です。
歴代 No.1 の年商を知りたいのですが。 2025年 10月 5日の JHCA 自主規制で、売上金額の公表・宣伝は禁止されました。ネットに出回る具体的な年商は古いか不確かな情報です。役割と口コミで見るのが正解です。
現役で「伝説」と呼ばれる人はいますか? 「伝説」は基本的に引退後の称号です。現役は「トッププレイヤー」と呼び分けるのが業界の感覚で、越前リョーマのように現役で神格化される例は例外的です。
カリスマホストには自分でも会いに行けますか? 会えます。本指名で平日早めの時間を選び、初回セット料金内で楽しむことを伝えれば、無理なく席につけます。煽り情報で過剰に身構える必要はありません(詳細は前述「会いに行く現実的な手順」へ)。
結局、どこを見て選べばいいですか? 公の経歴(功績・著書・メディア・事業)と、実来店者の口コミ評価。この 2つで十分です。数字ランキングは追わなくて構いません。
まとめ——"数字の歴代 1 位" ではなく、"何をした人か" で見る
神7 とは、2015年頃の YouTube 企画「ALL★STARS」から広まった象徴的な 7人。越前リョーマ(現役の象徴)、ROLAND(業界の見られ方を変えた)、蓮士(経営へ)、櫻遊志(ネオホスト → 格闘家)、渋谷奈槻(冬月グループ社長)、渚光(AIR 出身の発信者)、縁賀希蓮(化粧品会社代表)——全員に、売上数字ではなく語るべき "何をした人か" があります。
神7 とは別に、業界そのものを動かしたのが 愛田武(業界基盤)→ 零士(元祖カリスマ・Forbes 掲載)→ 城咲仁(お茶の間にホストを連れてきた)→ 手塚マキ(文化人化)→ 一条ヒカル(令和型カリスマ・ホスドル発起人)/桑田龍征(令和型経営モデル) の 6人。系譜を一本の線で繋ぐと、現代ホスト業界がどう作られてきたかが見えてきます。
そして現在。歌舞伎町で規模の大きいグループを率いているのは、高見翔(groupdandy・41店)、叶遊乃とくまの心(冬月グループ・19店)、あおい(ACQUA GROUP・13店)。さらに一条ヒカル(group BJ)、桑田龍征(NGG)、手塚マキ(Smappa!)も現役の経営者です。大阪ミナミが本拠の環修斗・ひろむん(アトムグループ)のように、他都市から歌舞伎町へ出てきた顔もあります。ホストとして名を上げたあと経営に回るという道筋は、愛田武の時代から変わっていません。
歴代 No.1 の年商を探す旅は、2025年の JHCA 自主規制でもう終わっています。これからは 公の功績で歴史を知り、現役は歌舞伎町ホストランキング(実来店者の口コミ評価)で確かめる——この二段構えで、あなたの "推し" を煽りではなく事実で選んでください。

歌舞伎町で4年間ホストとして勤務した後、2024年に引退(31歳)。現役時代は中堅プレイヤーとして業界の光と影を経験。現在はナイトエンタメ業界のライターとして、元内部の視点から冷静に業界を分析している。
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この記事は ホスランクの編集方針 に基づき、業界経験者によって執筆されています。
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