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外国人もホストクラブに入れる?パスポートで断られる店と連れて行くコツ

外国人でもホストクラブには入れます。ただし歌舞伎町236店のうち12店はパスポートだけでは入れない条件を書いています。ホストのほとんどは外国語を話せないので、日本人と一緒に行き予約もその人がするのが確実。身分証・年齢・料金(初回は税サ込み3,000円前後)・外国人向け窓口・連れて行く前の説明まで。

外国人でもホストクラブは楽しめる。入店前に押さえる5つのポイント:日本人と一緒に行く(予約も日本人が)/パスポートだけだと断る店も(236店中12店)/通訳は同行者+翻訳アプリ/路上のキャッチに付いていかない/初回は3,000円前後(税サ込み)

先に結論:入れる。ただし「日本人と一緒に」がいちばん確実

「外国人の友だちをホストクラブに連れて行きたい」「そもそも外国人って入れるの?」——この記事はそんな疑問に答えます。読んでいるのは、外国人の友人や同僚を案内したい日本人の方が多いはずなので、日本語でまとめました。

外国人ご本人で英語で読みたい方は、英語版の Tokyo Host Club Guide(English) をどうぞ。

先に結論です。

  • 国籍で入店を断るルールは基本的にありません。 20歳以上で、身分証があれば入れます
  • ただし、ホストのほとんどは外国語を話せません。 外国人だけで行くと会話がほぼ成り立たないので、日本語ができる人と一緒に行くのが現実的です
  • 身分証は「パスポートがあれば絶対大丈夫」ではありません。 歌舞伎町には、パスポートだけでは入れない店があります(くわしくは次の章)

身分証:パスポートだけでは入れない店がある

ホストクラブは、初めての客に必ず身分証を見せてもらいます。ここが外国人にとっていちばんの落とし穴です。

ホストクラブ情報サイト「ホスホス」に料金ページがある歌舞伎町の236店(2026年9月)を見ると、身分証の書き方は次のように分かれます。

店の書き方店数外国人観光客はどうなる?
「顔写真付きの身分証」とだけ書いている184店パスポートで入れることが多い。不安なら予約時に確認
パスポートを名指しで挙げている34店パスポート1点で入れる
パスポートは「住所が書かれたもの」に限る/「保険証とセット」で可/「パスポートだけでは不可」9店パスポートしかない観光客は入れない
免許証・マイナンバーカードなどしか挙げていない3店パスポートでは入れない可能性が高い
身分証の記載なし6店店に確認

外国のパスポートには住所を書く欄がありません。「住所が書かれたパスポートに限る」とある店では、観光客のパスポートは通りません。また、「パスポートと保険証のセット」を求める店も、日本の保険証を持たない観光客には実質的に入れない条件です。

つまり、パスポートしか持っていない観光客が断られうる店が、236店のうち12店(約5%)あります。多くはありませんが、行きたい店がその12店だったら当日入れません。

在住の外国人なら在留カードが使える

日本に住んでいる外国人なら、在留カードを1点で受け付けている店があります。さきほどの「住所が書かれたパスポートに限る」と書いている店の多くは、同じ欄で在留カードも1点で入れる身分証として挙げています。観光客より在住者のほうが入れる店の幅は広い、ということです。

日本人も他人事ではない

「住所が書かれたパスポート」の条件は、日本人にも関係します。日本のパスポートは、2020年2月以降に発行された新しい冊子から、住所を書く欄(所持人記入欄)がなくなりました。最近パスポートを作った人が「免許証がないからパスポートで」と思って行くと、こうした店では入れないことがあります。

パスポート1点で入れると書いている掲載店

身分証で困りたくないなら、料金ページで「パスポートで入れる」と名指ししている店を選ぶのが確実です。ホスランクに掲載している店では、次の4店がそうです。

身分証の決まりは店が変えることがあります。行く前に店のページで最新の条件を確かめてください。身分証の全体像は身分証を忘れたら入れる?にまとめています。

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年齢:20歳未満は入れない

法律(風営法)の上では、ホストクラブに入れないのは18歳未満です。ただ、ホストクラブはお酒を出す店で、日本でお酒を飲めるのは20歳から。歌舞伎町の多くの店は、店の方針として20歳未満の入店を断っています。

国によっては18歳でお酒を飲めるので、外国人の友人は「自分の国では大丈夫」と思っているかもしれません。ここは「日本のルール」として先に伝えておきましょう。くわしくはホストクラブは何歳から?を参照してください。

言葉:ホストのほとんどは外国語を話せない

正直に言うと、英語で接客できるホストはとても少ないのが歌舞伎町の実情です。客のほとんどが日本人なので、店も日本語だけで営業しています。

英語で外国人客を集めているホストを取材した日刊SPA!の記事(2026年7月)でも、そのホスト自身が「英語で接客できるホストは本当に少ない」と話しています。取材された店でも、外国人客は月に5人ほどでした。

だから、外国人が楽しめるかどうかは一緒に行く人しだいです。

  • 日本語ができる人が通訳役になる:ホストとの会話を橋渡しするだけで、場の楽しさがまったく変わります
  • 翻訳アプリは補助に:Google翻訳のカメラ機能でメニューを読む、DeepLで言いたいことを訳して見せる、くらいの使い方が現実的です。早口の会話をアプリだけで追うのは難しいので、通訳役の代わりにはなりません
  • 乾杯とシャンパンコールは言葉がいらない:店の盛り上がりは、言葉が分からなくても十分伝わります

外国人だけで行きたいなら:外国人向けの窓口を使う

どうしても外国人だけで行きたい場合は、外国人向けの窓口を通すのが安全です。

Smappa!Group は、外国人観光客向けの「歌舞伎町コンシェルジュ」を運営しています。英語のスタッフ18名を含む計20名(ほかにロシア語・中国語・インドネシア語)の体制で、ホストクラブ体験やシャンパンコールを含むツアーを案内しています。料金は外国語対応の特別料金で、相談フォームか電話で申し込む形です。

予約:同行する日本人がする

予約も、一緒に行く日本人がするのがいちばん確実です。

  • 予約のやりとりは日本語です。当日の人数や「外国人の友人と行きます」「パスポートで入れますか」も、そのとき日本語で伝えられます
  • ホスランクのWEB予約も、同行する日本人の名前で予約すれば、店とのやりとりで困りません
  • 当日になって「身分証が通らない」「言葉が通じない」で入れない、という失敗を予約の段階で防げます

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お金:初回は3,000円前後、それ以上は日本人と同じ料金

初回は税サ込みの店がほとんど

歌舞伎町の初回料金は3,000円前後が中心で、初回料金を公開している店のほとんど(225店中204店)はサービス料と消費税が込みの金額です。初回の時間内で帰れば、その金額で済みます。初回の中身は初回の飲み物ガイドにまとめています。

2回目以降・追加注文は「表示×約1.5倍」

初回のあとや、ホストのドリンク・ボトルを頼んだ分は、メニューの金額にサービス料(歌舞伎町では35%がいちばん多い)と消費税10%が加わり、支払いは表示のおよそ1.5倍になります。外国人がいちばん驚くのがここです。ぼったくりではなく、日本のナイトクラブの料金の仕組みです。

日刊SPA!の記事でも、英語で接客するホストが「アメリカ人から見ても普通に高い」と話しています。外国人だから特別に安くなる、ということはありません。予算は先に決めておき、追加注文の前に「税・サービス料込みでいくら?」と確認しましょう。料金の全体像は料金完全ガイドを参照してください。

支払い:現金も持っていく

店の料金ページで「クレジットカードが使える」と明記している店は、236店のうち24店しかありません。書いていないだけで使える店も多いのですが、海外で発行されたカードが通るかどうかは店しだいです。念のため現金も用意しておくと安心です。チップは要りません。

キャッチには絶対に付いていかない

歌舞伎町の路上で声をかけてくる客引き(キャッチ)は、条例で禁止されています。日本語が分からない外国人は特に狙われやすく、言葉が通じないまま高い店に連れて行かれることもあります。

路上で声をかけられても付いていかない。自分たちで調べて予約した店に行く。これだけで、トラブルの大半は防げます。キャッチの手口はキャッチの危険と断り方でくわしく解説しています。

連れて行く前に、友人へ説明しておくこと

外国人の友人を連れて行くなら、次のことを先に話しておくと、当日の戸惑いが減ります。

  • 初回は「お試し」:短い時間で何人ものホストが入れ替わりで席に着き、最後に気に入った人を選ぶ(送り指名)。初回で帰っても失礼ではない
  • 料金の仕組み:初回は税サ込み、それ以外は表示の約1.5倍
  • 身分証:パスポートを必ず持ってくる。在住者なら在留カードも
  • 20歳未満は入れない
  • チップは要らない
  • 写真:店内の撮影は店によって決まりが違うので、撮る前に聞く

外国人が驚く、日本ならではの「文化の違い」

ホストクラブは、外国人にとって料金や仕組み以上に「日本でしかできない体験」として記憶に残ることが多い場所です。日刊SPA!の記事でも、外国人客は恋愛より「日本文化の体験」を求めて来る人が多いと紹介されています。海外のナイトライフと違うのは、たとえばこんなところです。

  • お見送り:帰るとき、担当のホストが店の外まで見送ってくれる
  • チップがない:料金にサービス料が含まれている
  • シャンパンコール:ボトルが入ると、ホストが集まってマイクで盛り上げる。劇場のような演出は、海外のVIP席とは別物です
  • 1対1で向き合う接客:担当が正面から会話に付き合う距離の近さ

こうした違いを先に「これは日本の文化なんだ」と伝えておくと、戸惑いが楽しさに変わります。

よくある質問

外国人でもホストクラブに入れますか?

入れます。国籍で入店を断るルールは基本的にありません。20歳以上であること、身分証を見せられることが条件です。

パスポートがあれば必ず入れますか?

必ずではありません。歌舞伎町236店のうち12店は、パスポートだけでは入れない条件を書いています(住所が書かれたものに限る、保険証とセット、など)。料金ページでパスポートを名指ししている店を選ぶか、予約のときに確認してください。

日本語がまったく話せなくても楽しめますか?

外国人だけで行くと、正直かなり難しいです。英語を話せるホストはごく少ないので、日本語ができる人と一緒に行くのがおすすめです。外国人だけで行きたい場合は、Smappa!Group の「歌舞伎町コンシェルジュ」のような外国人向けの窓口を使う方法があります。

クレジットカードは使えますか?

使える店もありますが、明記している店は多くありません。海外発行のカードが通るかも店しだいなので、現金も持っていくと安心です。

チップは渡したほうがいいですか?

不要です。料金にサービス料が含まれています。

まとめ

  • 外国人でもホストクラブに入れる。条件は20歳以上と身分証
  • パスポートだけでは入れない店がある(236店中12店)。パスポートを名指しで受け付けている店を選ぶか、予約時に確認。在住者は在留カードも使える
  • ホストのほとんどは外国語を話せない。日本語ができる人と一緒に行き、予約もその人がするのが確実
  • 外国人だけで行くなら、外国人向けの窓口(Smappa!Group の歌舞伎町コンシェルジュなど)を使う
  • 初回は3,000円前後で税サ込みの店がほとんど。それ以外は表示の約1.5倍。現金も用意し、チップは不要
  • 路上のキャッチには付いていかない

準備さえしておけば、ホストクラブは外国人の友人にとって忘れられない東京の夜になります。

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情報源: ホスホスに料金ページがある歌舞伎町236店の身分証・料金の記載(2026年9月)、Smappa!Group「歌舞伎町コンシェルジュ」公式ページ、日刊SPA!「外国人観光客であふれる歌舞伎町。『英語で接客できるホスト』が本気で集客してみた結果」(2026年7月3日)。

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高城まりな(編集長)プロフィール画像
高城まりな編集長

歌舞伎町歴6年、年間50店舗を回るフリーライター(30歳)。過去に売掛で痛い経験をしたからこそ、今は「賢く楽しむ」がテーマ。大手グループから個人店まで知り尽くした歌舞伎町の生き字引。

この記事は ホスランクの編集方針 に基づき、業界経験者によって執筆されています。

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