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ホストのハウスボトルとは|銘柄・節約活用で賢く通うコツ

ホスト用語「ハウスボトル」を即答。セット料金に含まれる無料の基本酒で、焼酎・ウィスキー・ジンが定番。意味と読み方、店で置かれる銘柄例、飲み方のコツ、ハウスボトルだけで予算内に収めるコツ、ホスト側から見た「ハウスボトル中心客」の本音、月予算配分パターンまで2026年最新で解説します。

神崎とおる(業界ライター)
✏️ 神崎とおる業界ライター
ホストのハウスボトルとは|銘柄・節約活用で賢く通うコツ

ハウスボトルの早見表(まず結論)

「ハウスボトル」は、ホストクラブのセット料金に含まれる無料の基本酒です。指名料・ハウスボトル・割りもの込みで初回1,000〜5,000円という低価格プランが成立しているのは、このハウスボトルがあるからです。

項目内容
読み方はうすぼとる
意味セット料金に含まれる無料の基本酒
追加料金なし(飲み放題)
種類焼酎(甲類/乙類)・ウィスキー・ジンが定番
所有権店舗(複数の客で共有)
量の目安セット時間内なら飲める量に制限なし(体調管理が前提)

結論:ハウスボトルは「セット料金内の無料基本酒」で、初回〜常連まで予算重視の通い方の土台になります。担当のドリンクや高級ボトルを追加注文しなければ、ハウスボトルだけでセット時間を楽しめます。

向いている使い方:

  • 初回・2回目を最小予算で済ませたい
  • 月の予算を抑えつつ通い続けたい
  • お酒を控えめに楽しみたい

向いていない使い方:

  • 特定の高級銘柄をどうしても飲みたい
  • 担当の演出・シャンパンコールを盛り上げたい
  • 担当のドリンク代もどんどん出して関係を作りたい

料金システムの全体像はホストクラブ料金ガイド、初回のドリンクオーダーは初回ドリンク注文ガイドで深掘りできます。

ハウスボトルとは何か

ハウスボトル(house bottle)は、ホストクラブやキャバクラのセット料金に含まれている無料の基本酒のことです。語源はレストラン業界の「ハウスワイン」(店の標準ワイン)から派生した和製英語と言われています。

ホストクラブでは席についた瞬間から、ハウスボトルを使った水割り・ロック・ストレートなどが追加料金なしで提供されます。飲み放題プランの軸となる存在で、ハウスボトルがあるから初回1,000円〜5,000円という低価格プランが成立しています。

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ハウスボトルでよく置かれている銘柄

種類業務用で多い銘柄の例飲み方
甲類焼酎鏡月・JINRO・ピュアブルー等水割り・ソーダ割り
乙類焼酎いいちこ・霧島・黒霧島等水割り・お湯割り
ウィスキーサントリー角・ブラックニッカ等水割り・ハイボール
ジンビーフィーター等ジントニック・ジンソーダ
ウォッカスミノフ等カクテルベース
ブランデー業務用銘柄(取扱店のみ)ロック・水割り

店舗によって用意しているハウスボトルの種類は異なります。大手店舗では4〜6種類、小規模店舗では2〜3種類が一般的です。「ハウスボトル、何が置いてありますか?」と担当やヘルプに聞けば、その日の選択肢を教えてもらえます。

銘柄指定で「特定のプレミアムウィスキーありますか?」と頼むと、ハウスボトル外の追加料金が発生することもあるので、まずは置いてある中から選ぶのが安全です。

「使い回し」の真実──衛生と量

ハウスボトルは店舗の所有物で、複数の客で共有して使われます。1本を開けてバックヤードで割って各卓に提供する仕組みで、自卓に置いて飾ることはできません。

「他の人と同じボトル?」と気になる方もいますが、グラスは席ごと・氷も都度交換されるのが業界基準なので、衛生面で通常以上のリスクはありません。

量については、セット時間内なら制限なく飲めます。ただし担当も「水(チェイサー)はさみましょうか」と勧めてくれるはずです。お酒の強さやセット時間によって適量は変わるので、自分のペースを守って体調を崩さない範囲で楽しむのが基本です。

ハウスボトルだけで楽しむ初回・2回目プラン

初回1,000〜5,000円のセットで追加料金を発生させずに楽しむためのコツが3つあります。

①担当のドリンクを断る

「飲んでいいですか?」と聞かれた時は、「今日は私だけで」と一言伝えればOKです。担当のドリンク代(1杯500〜1,500円)は発生しません。失礼にはなりません。

②指名料に注意する

本指名は1,000〜3,000円、場内指名は500〜2,000円が相場です。初回は基本フリー(指名なし)なので発生しませんが、2回目以降は本指名 or 場内指名がかかります。気になるホストにだけ指名料を払う形が現実的です。

③延長を断る

セット終了10〜15分前に「もう少しいかがですか」と提案されることがあります。これは延長提案で追加料金が発生します。「今日はここまでで」「次の予定があるので」と明確に伝えれば自然に流せます。延長の詳細は延長ガイドで扱っています。

この3点を押さえれば、ハウスボトル+セット料金+(必要なら指名料)+税サで予算が読める通い方が完成します。

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ハウスボトルを賢く飲むコツ

ハウスボトルは無料で何杯でも頼める一方、飲み方を工夫すると満足度が上がります。

  • 割り方を指定する:「薄めで」「濃いめで」「ソーダで」と気軽にリクエストOK。自分のペースで飲みたい時は薄めにすると体力がもちます
  • チェイサーを並行で頼む:ハウスボトルと一緒に烏龍茶や水を並べておくと、アルコール量を自然に抑えられます
  • 担当に「いつも飲んでるのは?」と聞く:会話の入口にもなり、好みに合う銘柄を提案してもらえます
  • 複数種類を試す:焼酎→ウィスキー→ジントニックなど、セット内で変化をつけると飽きません

無料の範囲で飲み方の工夫ができる、というのが「ハウスボトル中心」の通い方の本質です。

ホスト側から見た「ハウスボトル中心客」

ハウスボトルだけで通う客をホストはどう見ているのか、判断材料として知っておきたいところです。

本担側の本音

  • 「節度がある客」「予算管理ができる客」とポジティブに見られることが多い
  • ただしハウスボトルは担当ホストの個人売上に直接は繋がらないため、関係が浅い段階で毎回ハウスボトル+指名料のみだと「細客」扱いになる可能性は残る
  • イベント月(誕生日・周年)にも完全にハウスボトルだけだと、「貢献意欲がない」と判断されることがある

現場の現実

  • 多くのホストは「無理に高額ボトルを入れる客」より「コンスタントに通ってくれる客」を長期的に評価します
  • ハウスボトル中心でも、来店頻度が安定している・担当との会話が楽しい・SNSで応援してくれる──こうした要素がそろえば、関係性は十分維持できます

つまり、ハウスボトル中心の通い方は決して「悪い客」ではありません。ただし関係を厚くしたい時期や記念日には、来店頻度・指名・差し入れ・SNS応援など他の貢献軸を意識すると、よりバランスが取れます。

ハウスボトル vs キープボトル vs ボトル注文

項目ハウスボトルキープボトルボトル注文
料金無料注文時のみ注文時のみ
所有権店舗客(一定期間預け)
席への持参不可可能可能
複数人での共有あり自卓のみ自卓のみ
担当の売上貢献なしあり(注文時)あり

ボトルキープは1本を購入して数ヶ月〜半年保管してもらう仕組み、ボトル注文は1回の来店で開ける高額ボトルの注文です。ハウスボトルはこれらと別カテゴリの「料金内サービス」になります。

詳しくはボトル完全ガイドボトルキープとはを参照してください。

ハウスボトルがない高級店の見分け方

すべてのホストクラブにハウスボトルがあるわけではありません。一部の高級店・会員制店舗では、全ドリンクが個別料金のシステムを採用しています。

このタイプの店舗は通常、初回料金が10,000円以上で、内訳に飲み放題が含まれていません。

事前に確認するポイント

  • 予約サイトや店舗HPで「飲み放題」「セット料金内ドリンク」の記載があるか
  • 「ボトル代別途」と明記されていないか
  • 口コミで「飲み放題なし」「ドリンク別料金」のコメントがないか

これらが揃って曖昧な場合は、予約電話の段階で「ハウスボトルはありますか?飲み放題ですか?」と直接確認しておくと安心です。

月予算別の組み合わせパターン

ハウスボトル中心で通う場合の月予算配分の目安です。本担との関係維持と予算管理を両立させる例として参考にしてください。

パターン1:月予算3〜5万円

  • 月3〜4回・通常セット中心・ハウスボトル+指名料のみ
  • シャンパン・ボトル注文ゼロ
  • 用途:細く長く通って関係を維持

パターン2:月予算5〜10万円

  • 月3〜4回の通常セットに加え、月1回イベント時に小さなボトル or 担当ドリンクを追加
  • 普段はハウスボトル中心、イベント月だけ少し贅沢
  • 用途:節度を保ちつつ関係を厚くする

パターン3:月予算10万円以上

  • 通常はハウスボトル中心で頻度確保、月1〜2回のボトル注文で売上貢献
  • 担当のドリンクも適度に出す
  • 用途:太客扱いを目指しつつ予算崩壊を防ぐ

月予算の組み方は月予算ガイドで詳しく扱っています。

よくある質問

ハウスボトルは何杯まで飲める?

セット時間内なら実質無制限です。ただし飲み過ぎは体調を崩すので、自分のペースを守るのが基本です。担当が水(チェイサー)を勧めてくれることが多いので、それに乗ると安全に楽しめます。

ハウスボトルの銘柄はリクエストできる?

店舗にある範囲で可能です。「焼酎の◯◯ありますか?」と聞けば対応してくれます。ない場合は近い種類で提案されます。

ハウスボトルが薄く感じる場合は?

「もう少し濃くしてもらえますか」と伝えれば調整してくれます。逆に「薄めで」も対応可能です。割り方は遠慮せずリクエストして大丈夫です。

ハウスボトルとシャンパンを混ぜて飲める?

飲み方の自由はありますが、業界的には推奨されません。シャンパンは単体で楽しむのがホストクラブ文化です。

ハウスボトルを家に持ち帰れる?

不可です。店舗所有のため持ち帰りはできません。気に入った銘柄は別途酒屋等で購入する形になります。

ハウスボトルしか頼まないと担当に嫌がられない?

嫌がられません。むしろ「予算管理ができる客」と評価されることが多いです。ただし関係を厚くしたい時期は、来店頻度・SNS応援・差し入れなど別の貢献軸を意識すると、よりバランスが取れます。

追加料金がかかる飲み物は何?

特定銘柄の指定(プレミアムウィスキー・特定のシャンパン等)、メニューの「アスク(時価)」項目、担当のドリンクが追加料金になります。基本料金内で済ませたい時は「定番でお願いします」「自分のだけで」と伝えるのが安全です。

まとめ

  • ハウスボトルはセット料金内の無料基本酒
  • 種類は焼酎・ウィスキー・ジンが中心、店舗によって2〜6種類
  • 店舗の所有物で複数客で使い回される(衛生は業界基準で管理)
  • 量はセット時間内なら制限なし(自分のペースを守ることが前提
  • 初回〜常連まで予算重視の通い方の土台
  • 高級店・会員制ではハウスボトルがない場合あり
  • ホスト側から見ても「節度ある客」とポジティブに映ることが多い

ハウスボトルを土台に、指名・延長・ドリンク・ボトルをどう組み合わせるかが、ホストクラブ予算管理の本質です。料金システム全体はホストクラブ料金ガイド、ボトル全般はボトル完全ガイド、初回ドリンクオーダーは初回ドリンク注文ガイドで深掘りできます。

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神崎とおる(業界ライター)プロフィール画像
神崎とおる業界ライター

歌舞伎町で4年間ホストとして勤務した後、2024年に引退(31歳)。現役時代は中堅プレイヤーとして業界の光と影を経験。現在はナイトエンタメ業界のライターとして、元内部の視点から冷静に業界を分析している。

この記事は ホスランクの編集方針 に基づき、業界経験者によって執筆されています。

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