オリシャン(オリジナルシャンパン)の値段|ホストの相場と中身
オリシャンは担当の名前や写真を入れたオリジナルシャンパン。値段は店が決め、目安は中身の銘柄の値段+装飾の分です。中身がスパークリングワインのこともあるので、頼む前に確かめたい3つのこと、種類、いつまでに頼むか、支払いの目安までまとめました。


オリシャンの値段は「中身の銘柄」でほぼ決まります
オリシャン(オリジナルシャンパン)は、ボトルに担当ホストの名前・写真・メッセージなどを入れた、その人だけのシャンパンです。バースデーや昇格祭のときに、担当への贈り物として入れるのが一般的です。
値段について、先に結論を書きます。
3行でまとめると
・オリシャンの値段は、店が決めます。店の公式サイトに銘柄ごとの値段は出ていないので、決まった相場はありません
・目安は「中身の銘柄の値段+装飾の分」。中身がモエなら5万円前後から、ドンペリなら8万円から、が出発点です
・中身がシャンパンとは限りません。業者は、安いスパークリングワイン入りのボトルを1本1,780円から作っています。頼む前に「中身は何か」を必ず聞いてください
| 中身の銘柄 | 店での値段の目安(税・サービス料の前) | 支払いの目安(×約1.49〜1.52) |
|---|---|---|
| モエ・シャンドン | 5万円前後+装飾の分 | 約7.4万〜7.6万円+装飾の分 |
| ドンペリ(白) | 8〜15万円+装飾の分 | 約12万〜23万円+装飾の分 |
| アルマンド | 20万円台〜+装飾の分 | 約30万円〜+装飾の分 |
| 中身が店のオリジナル(銘柄の表示なし) | 店ごとにまったく違う | 頼む前に総額を確認 |
中身の銘柄の値段は、ホストのシャンパン・ボトル値段一覧と同じく、複数の業界メディアで一致した幅です。支払いの目安は、サービス料35〜38%と消費税10%を足した計算です(サービス料を公開している歌舞伎町124店のうち110店が35〜38%)。
オリシャンとは——担当のためだけに作るボトル
オリシャンは「オリジナルシャンパン」の略です。ふつうのシャンパンと違うのは、ボトルの見た目を、その担当のために作るところです。
- 担当の名前(源氏名)やロゴ
- 担当の写真
- 「Happy Birthday」などのメッセージや日付
- 店の名前やイベント名
こうしたものをラベルやボトルに入れます。卓に置いたときに目立ち、写真にも残るので、バースデー・昇格祭・周年祭など、担当のイベントの日に入れられることが多いボトルです。
飾りボトルとの違い
似たものに飾りボトルがあります。飾りボトルは「飲まずに店内に飾る」ボトルで、オリシャンは「担当のために見た目を作る」ボトルです。オリシャンはその場で開けることも、飾ることもあります。どちらにするかは、入れるときに店と相談します。
値段のしくみ——中身の値段に、装飾の分が乗ります
オリシャンの値段は、ざっくり言うと次の足し算です。
オリシャンの値段 = 中身の銘柄の店での値段 + ラベルや装飾の分
中身の銘柄で、値段の桁が変わります
いちばん大きく効くのは中身です。モエなら5万円前後、ドンペリなら8〜15万円、アルマンドなら20万円台からと、中身の銘柄だけで値段の桁が変わります。銘柄ごとの違いは、次の記事にまとめています。
装飾の分は、店ごとに違います
ラベルを作る・ボトルを飾るといった装飾の分が、どれだけ上乗せされるかは店によって違い、公開している店も見当たりません。同じ「オリシャン」でも、店によって総額が大きく変わると考えておいてください。
支払額は、表示の約1.5倍になります
ホストクラブでは、ボトルの値段にサービス料(歌舞伎町では35〜38%の店が多い)と消費税がかかります。表示が5万円なら、支払いは約7.4万〜7.6万円です。計算のしかたはホストクラブのTAXとはで詳しく説明しています。
中身は何か——シャンパンとは限りません
「オリシャン」と呼ばれていても、中身はいくつかに分かれます。
| 中身のタイプ | どんなものか |
|---|---|
| 有名な銘柄のシャンパン | モエやドンペリなどのボトルに、ラベルや装飾をほどこしたもの |
| 業者が用意したスパークリングワイン | ボトルと中身ごと、ラベルを印刷して作るもの |
| ノンアルコール | お酒が苦手な人向けに、ノンアルコールで作るもの |
2つ目のタイプは、作るだけなら安く済みます。オリシャンを作る業者の「オリシャンドリーム」は、ボトル本体と中身を含めて1本1,780円からとしています(2026年7月の発表)。推し活の生誕祭やコンセプトカフェ、夜のお店向けもうたっていて、ノンアルコールにも対応しています。
つまり、見た目が同じオリシャンでも、中身が有名銘柄のシャンパンのこともあれば、そうでないこともあるということです。値段に見合うかどうかは中身で決まるので、頼む前に次の3つを確かめてください。
- 中身は何の銘柄か(シャンパンか、スパークリングワインか、ノンアルコールか)
- 装飾込みの総額はいくらか(税・サービス料を入れた支払額で)
- その場で開けるのか、飾るのか(飾るなら、空き瓶を持ち帰れるか)
オリシャンの種類——見た目の作り方
業者や店によって呼び方は違いますが、見た目の作り方はおおむね次のように分かれます。
| 種類 | 作り方 |
|---|---|
| ラベル | 名前や写真を印刷したラベルを貼る |
| ラッピング | ボトルの周りをぐるりとデザインで巻く |
| 直接プリント | ボトルに直接デザインを印刷する |
| 彫刻(エッチング) | ボトルの表面に文字や絵を彫る |
| デコ | レース・羽・王冠のキャップなどで飾る |
| 光るもの | LEDなどで光らせる |
どの種類が頼めるかは店によって違います。担当や内勤に「どんなオリシャンが作れますか」と聞くのが早いです。
頼み方と、いつまでに頼むか
頼む流れ
- 担当か内勤に「オリシャンを入れたい」と伝える
- 中身の銘柄と、見た目(名前・写真・メッセージ)を決める
- 装飾込みの総額を確認する
- 当日に店で受け取り、開ける(または飾る)
早めに頼んだほうがいい理由
オリシャンは、ラベルのデザインを決めて作るので、その日に頼んですぐ出てくるものではありません。業者の側でも、デザインを決めてから発送まで数日かかるのがふつうで、ラベルのデザインから頼むと2週間ほどかかる例もあります。バースデーなどの日に合わせるなら、少なくとも1〜2週間前には担当に相談しておくと安心です。
自分で作って持ち込めるか
自分で業者に頼んで作ったボトルを店に持ち込めるかは、店によります。多くの店はお酒の持ち込みを想定していないので、作る前に必ず店に確認してください。
初回の VIP でオリジナルシャンパンが付く店もあります
オリシャンは常連の客が入れるもの、というイメージがありますが、初めて行く店で出会えることもあります。
歌舞伎町の VOGUE(KG-PRODUCE)は、料金案内に「VIPの方にはテキーラ1SETかオリジナルシャンパン1本がつきます」と書いています。オリシャンがどんなものか、まず見てみたい人には入りやすい形です。VIPの料金と条件は、店舗ページで確認してください。
コンカフェやキャバクラのオリシャンとの違い
オリシャンはホストクラブだけのものではありません。コンセプトカフェの生誕祭や、キャバクラ・ガールズバーのイベントでも入れられています。先ほどの業者が、推し活の生誕祭やコンセプトカフェ向けをうたっているのもそのためです。
違いが出るのは値段です。コンカフェやガールズバーはお店の料金体系がホストクラブと違い、サービス料の考え方も店ごとに分かれます。ホストクラブのオリシャンは、中身の銘柄の値段にサービス料35〜38%と消費税が乗るので、同じ見た目でも支払額は大きくなりやすいと考えておいてください。
入れる前に、もう一度確かめたいこと
オリシャンは担当にとってうれしい贈り物ですが、金額は小さくありません。入れる前に、次のことを自分に確かめてください。
- 月の予算の中に収まっているか(ホストクラブの月予算)
- その場の雰囲気で決めていないか。総額を聞いてから、一晩考えても遅くありません
- 断りたいときは断っていい。「今月は予算が決まっているから」で十分です(イベントの断り方)
よくある質問
Q.オリシャンの相場はいくらですか?▼
A. 決まった相場はありません。店が値段を決めていて、公式に出している店も見当たらないためです。目安は「中身の銘柄の値段+装飾の分」で、中身がモエなら5万円前後、ドンペリなら8万円からが出発点です。支払いは、そこにサービス料と消費税が乗って約1.5倍になります。
Q.オリシャンの中身は何ですか?▼
A. 店によって違います。有名な銘柄のシャンパンに装飾したもの、業者が用意したスパークリングワイン、ノンアルコールのものなどがあります。頼む前に「中身は何の銘柄か」を聞いてください。
Q.オリシャンはいつまでに頼めばいいですか?▼
A. ラベルのデザインから作るので、日に合わせるなら少なくとも1〜2週間前に担当に相談しておくと安心です。
Q.空き瓶は持ち帰れますか?▼
A. 店によります。名前や写真が入ったボトルなので、記念に持ち帰りたい人もいます。入れるときに「空き瓶を持ち帰りたい」と伝えて、できるか確認してください。
Q.自分で作ったオリシャンを持ち込めますか?▼
A. 店によります。お酒の持ち込みを想定していない店が多いので、作る前に必ず店に確認してください。
Q.初めての店でもオリシャンは頼めますか?▼
A. 頼める店もありますが、オリシャンはふつう担当のイベントに合わせて入れるものです。初回で見てみたいなら、VIPでオリジナルシャンパンが付く店(歌舞伎町のVOGUEなど)を選ぶのが手軽です。
まとめ
- オリシャンは、担当の名前・写真・メッセージを入れた、その人だけのシャンパン
- 値段は店が決め、目安は「中身の銘柄の値段+装飾の分」。支払いは表示の約1.5倍
- 中身はシャンパンとは限らない。頼む前に「中身の銘柄」「装飾込みの総額」「開けるか飾るか」を確かめる
- ラベルから作るので、日に合わせるなら1〜2週間前に相談
- 金額は小さくないので、月の予算の中で、その場の雰囲気で決めずに
シャンパンの銘柄ごとの値段は、ホストのシャンパン・ボトル値段一覧にまとめています。
出典:業者の価格と対応範囲はオリシャンドリームのプレスリリース(PR TIMES・2026年7月21日)。サービス料の分布は、歌舞伎町のホストクラブのうち料金体系を公開している124店をホスランクが数えたもの(2026年7月)。

歌舞伎町歴6年、年間50店舗を回るフリーライター(30歳)。過去に売掛で痛い経験をしたからこそ、今は「賢く楽しむ」がテーマ。大手グループから個人店まで知り尽くした歌舞伎町の生き字引。
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この記事は ホスランクの編集方針 に基づき、業界経験者によって執筆されています。
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