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ホストクラブの料金|計算式・2回目以降・予算別シナリオ

ホストクラブの料金を一次情報ベースで客視点で完全網羅。初回1,000〜3,000円・2回目以降はサービス料35%+消費税10%で表示価格×約1.485が実支払い。計算式と実例4パターン、月予算別5シナリオ(2〜50万円のリアル)、担当ドリンク・シャンパンの断り方、2025年改正風営法(第1弾6/28・第2弾11/28)後の料金透明性、JHCA自主規制対応の健全店舗の見分け方、ぼったくり対処法まで2026年最新で網羅。

ホストクラブの料金|計算式・2回目以降・予算別シナリオ

ホストクラブの料金早見表——3秒で全体像を把握

「ホストクラブの料金はいくら?」——その答えを最短で。

3行サマリ:ホストクラブの料金を客視点で
初回 1,000〜3,000円(歌舞伎町相場)、2回目以降は税サ込みで控えめ約15,000円・標準約35,000円・シャンパン入れる日約11万円
実支払い ≒ 表示価格 × 約1.485(標準店:サービス料35%+消費税10%)。店舗ランクで×1.43〜1.54の幅
改正風営法(第1弾2025/6/28・第2弾2025/11/28)+JHCA自主規制(2025/10/5) で料金透明性が大きく改善、想定外の高額会計リスクは激減
来店パターン料金目安内訳
初回1,000〜3,000円セット+飲み放題+写真指名込み(歌舞伎町相場)
2回目以降(控えめ)約15,000円セット+指名+ドリンク数杯+税サ込み
2回目以降(標準)約35,000円上記+ボトル1本(ウィスキー等)
シャンパン1本入れる日約110,000円上記+モエ・エ・シャンドン
バースデー(一般客)10〜30万円ボトル+デザート+写真演出
月額予算(楽しむ層)3〜10万円月2〜3回ペース・無理なく

3つのポイント:

  • 初回は 映画1回分の料金 で60〜90分体験できます(業界の慣習)
  • 2回目以降は サービス料約35%+消費税10%(合計で実質約 48.5%)が加算され、表示価格の約 1.485 倍 が実支払い(店舗ランクで×1.43〜1.54)
  • 2025年改正風営法(2段階施行) で料金透明性が義務化され、ぼったくりのリスクは大幅に低下

この記事は、ホストクラブの料金構造を客視点で整理し、予算別に無理なく楽しむ方法 を一次情報ベースで解説します。

一次出典: 警察庁 悪質ホストクラブ対策大阪府警JHCA公式

2025年改正風営法で料金システムはどう変わったか

ここから記事の最新性の核心。改正風営法は2段階で施行され、ホストクラブの料金システムは大きく健全化されました。多くの料金記事はこの変化を反映していませんが、2026年現在の実態を正確に押さえておくと、安心感がまったく違います。

改正風営法の施行スケジュール(一次情報)

施行日内容一次出典
第1弾2025年6月28日接待飲食営業の遵守事項追加(料金虚偽説明・恋愛感情等につけ込んだ飲食等要求の禁止)/スカウトバック禁止/罰則強化警察庁大阪府警
第2弾2025年11月28日許可制限・欠格事由拡大(5年以内の取消歴がある者等の新規許可を制限)同上

改正後に変わった3つのこと(料金面)

領域改正後の変化
売掛(ツケ払い)強要は違法化。歌舞伎町の大手・JHCA加盟店は売掛モデルを事実上廃止
料金透明性入店前の料金明示が事実上義務化(料金虚偽説明は禁止行為)
シャンパン強要恋愛感情につけ込んだ高額要求は禁止行為に
罰則強化個人最大1,000万円・法人最大3億円・無許可営業の拘禁刑5年以下

JHCA(業界の健全化団体)の自主規制も連動

業界も自主的に動いています。JHCA(日本ホストクラブ健全化推進協議会) は2024年6月設立・全国16グループ164店舗加盟。

時期自主規制内容
2025年10月5日策定ホスト個人のプロフィール・役職を営業目的で利用することを原則禁止/月間売上ランキング公開禁止/売上金額・組数を誇示する広告(LED ビジョン・トラック広告など)の禁止
2025年12月23日一部緩和外部ポータルサイトでの「店舗内ランキング」表記を再容認。ただし売上金額・来店組数・総工費の数値強調、グループ間ランキングは引き続き禁止

→ 「売上金額で競わせる」文化から「客の満足度で評価される」文化へ業界が舵を切り、客への高額提案・煽りの構造が大きく変化しています。

2026年2月、全国初の行政処分

改正法施行から約8ヶ月後の 2026年2月20日、東京都公安委員会は歌舞伎町のホストクラブ2店に対し、「色恋営業」を理由とした 全国初の行政処分(指示処分) を出しました。

警視庁保安課が同年1月、ホストクラブ従業員の男(27)を風営法違反容疑で逮捕した事件が発端で、容疑者のスマホからは 約400人の女性のリスト約5,900万円規模の被害 が判明しています。

→ 「周知期間が終わった」と業界・警察が認識した今、悪質店舗への摘発は加速しています。現在のホストクラブは、近年で最も料金面が健全な状態 にあると言えます。

業界の二極化

改正法施行後、業界は二極化しています。

方向内容
健全化大手グループ・JHCA加盟店は料金透明性を徹底。明朗会計が標準化
地下化一部の店舗は「証拠を残さない形」で違法営業を継続

健全な店舗を選べば、料金トラブルに遭うリスクは大幅に下がります。本記事の後半で「健全な店舗の見分け方」も詳しく解説します(JHCA加盟店かどうかは1つの目安になります)。

改正風営法の詳細は 改正風営法 ホストクラブ規制【2025/6/28・11/28施行】 を参照してください。

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ホストクラブの料金は5つの要素でできている

歌舞伎町の夜景

料金の全体像を把握するために、まず構成要素を整理します。この5要素を理解すれば、会計時の内訳で戸惑うことはなくなります。

1. セット料金(席代)

席に座るだけでかかる基本料金です。60〜90分単位で設定されるのが一般的で、ハウスボトル(焼酎・ウィスキー等の基本酒)はここに含まれます。

  • 相場:1セット3,000〜13,000円(1部・カジュアル店3,000〜5,000円/標準店5,000〜7,000円/高級店7,000〜13,000円)
  • 形式:時間制/フリータイム制

2. 指名料

担当ホストを指名する料金です。本指名(固定の担当として指名)と場内指名(その日だけの指名)で金額が異なります。

  • 本指名:2,000〜4,000円(標準店3,000円)
  • 場内指名:1,000〜3,000円(標準店1,500〜2,000円)
  • 写真指名(メニュー写真からの選択):多くの店で無料または初回特典

3. ドリンク代

自分の飲み物とホストへの飲み物、両方がここに含まれます。ハウスボトル以外のドリンクが対象です。

  • ソフドリ:1,000〜2,000円/杯
  • 缶チューハイ/ビール:1,000〜2,000円/杯
  • カクテル:1,500〜3,000円/杯(標準店2,000円)
  • グラスシャンパン:3,000〜5,000円/杯
  • シャンパン(最安帯):1万〜1.5万円〜

4. 税サ(サービス料+消費税)

歌舞伎町の業界標準は サービス料 35% + 消費税 10%(店舗ランクで サービス料 30〜40% の幅)。全客に毎回、セット+指名+ドリンク代の合計に加算されます。

店舗ランクサービス料消費税実支払い倍率
1部・低価格店30%10%× 約1.43
標準店(最多)35%10%× 約1.485
高級店40%10%× 約1.54

実証:公式料金表で「サービス料 35%」を確認できる店舗:ACQUA本店、AIR GROUP(37%)、EVO、EPISODE、aoi、Dewl、Decent、TOP DANDY(groupdandy・37%)、Smappa(約40%)。PRESIDENT 誌の経営者解説でも「ホストクラブのサービス料は 35〜50%」と業界実態として明示されています。

旧来は「TAX」と表記される慣習がありますが、これは消費税ではなく サービス料分の加算 を指します(メニューには「TAX 35%/消費税 10%」と分けて表示される店が多い)。

詳しい計算はホストクラブの税サ(TAX)詳説で。

5. 延長料金

セット時間を超えた場合の追加料金です。「飲み直し」と呼ばれることもあります。

  • 30分延長:1,500〜5,000円(標準店 2,000〜3,000円)
  • 60分延長:4,000〜9,000円(標準店 4,000〜5,000円、高級店 7,000〜9,000円)
  • フリータイム(飲み直し):13,000〜30,000円(標準店 13,000〜14,000円、VIP 30,000円)

延長中にドリンク追加が発生すると、想定の倍以上になることも珍しくありません。

料金の計算式

ホストクラブの料金計算式は次の通りです。

実支払い額 =(セット+指名料+ドリンク代)× サービス料倍率 × 消費税倍率

歌舞伎町の標準店(サービス料 35%)なら:

実支払い額 = 小計 × 1.35 × 1.10 = 小計 × 約1.485

「表示価格の 約 1.485 倍(標準店)が実際の支払い額」と覚えておくと、予算管理が楽になります。店舗ランクで × 1.43〜1.54 の幅があるので、入店時に必ず税サの料率を確認してください。

計算例4パターン——2回目以降の数字を正確に

初回の詳細は別記事歌舞伎町ホスト初回ガイドで扱っています。本記事は 2回目以降の通常来店 を中心に、標準店(サービス料 35%+消費税 10%)で解説します。

パターンA:最小限の通い(指名+ドリンク控えめ)

項目金額
セット(90分)5,000円
場内指名1,500円
自分のカクテル2杯4,000円
小計10,500円
サービス料 35%3,675円
消費税 10%(小計+サービス料に対して)1,418円
合計約15,593円

→ 2回目以降の 最小金額は約 1.5〜1.6 万円。指名料を払って担当との時間を確保しつつ、ドリンクは控えめにしたパターンです。

パターンB:常連の標準(担当ドリンクあり)

項目金額
セット(90分)6,000円
本指名3,000円
自分のドリンク2杯4,000円
担当のドリンク3杯6,000円
ボトル(焼酎)5,000円
小計24,000円
サービス料 35%8,400円
消費税 10%3,240円
合計約35,640円

→ 2回目以降の 標準は約 3〜3.5 万円。月2回通うと月予算は約 7 万円になります。

パターンC:シャンパン入れる日(モエ・シャンドン)

項目金額
セット+本指名+ドリンク18,000円
モエ・シャンドン1本50,000円
小計68,000円
サービス料 35%23,800円
消費税 10%9,180円
合計約100,980円

→ モエ1本で 実支払いは約 10 万円。「5 万円のシャンパン」が 税サ込みで約 7.4 万円相当 になる構造です。

パターンD:シャンパン入れる日(ドンペリ白)

項目金額
セット+本指名+ドリンク18,000円
ドンペリ白1本120,000円
小計138,000円
サービス料 35%48,300円
消費税 10%18,630円
合計約204,930円

→ ドンペリ白 1 本+通常会計で 約 20 万円 が現実的な数字です。「12 万円のドンペリ」が 税サ込みで約 17.8 万円相当 になります。

重要:表示価格と実支払いの差

「表示価格 × 約 1.485 が実支払い」(標準店)と覚えておけば、会計時の驚きは防げます。シャンパンを入れる日は特に、税サの絶対額が大きくなる(小計 14 万円なら税サだけで 6.7 万円)ため、事前計算が大切です。

月予算別5シナリオ——リアルな通い方

ホストクラブ 月予算別5シナリオ|①月2-3万円(控えめ常連層・シャンパン入れず)②月5万円(標準・常連層・担当ドリンクあり)③月10万円(中堅上位層・シャンパン月1本)④月30万円(太客入口層・ドンペリ可)⑤月50万円(太客・極太)を1枚で比較できる予算ガイド。手取り収入の5-10%以内が健全な目安・改正風営法とJHCA自主規制で売掛強要は禁止

「自分の予算でどこまで通える?」を 2回目以降の通常来店 ベースで5パターン整理します。すべて 標準店(サービス料 35%+消費税 10%)込み の現実的な数字です。

シナリオ①:月2〜3万円(控えめ常連層)

項目想定
来店ペース月1〜2回
1回あたり約1.3〜2万円(パターンA〜B)
内容セット+指名+ドリンク数杯
注意シャンパン・ボトルは原則なし

月1回でも担当との関係は育ちます。長期的には毎月1回通う細客のほうが、半年に1回大金を使う客より大切にされるのが業界の実態です。

シナリオ②:月5万円(標準・常連層)

項目想定
来店ペース月2〜3回
1回あたり1.5〜2万円(パターンB中心)
内容セット+指名+自分のドリンク+担当のドリンク
注意記念日のみハウスボトル追加

月2〜3回ペースで担当との関係が深まり始める範囲です。LINEの返信速度や席時間が安定してくる「中堅常連層」と呼ばれるゾーンに入ります。

シナリオ③:月10万円(中堅上位・シャンパン月1本)

項目想定
来店ペース月3〜4回+シャンパン月1本
1回あたり約1.5万円(通常)+約5.7万円(モエの日)
内容月3回標準+月1回モエ・シャンドン
注意バースデー月のみ超過OK

担当の月売上に明確に影響し始める範囲で、業界では「安定常連層」と呼ばれます。月の半分を担当のために使う形に。

シナリオ④:月30万円(太客入口・ドンペリ可)

項目想定
来店ペース月4〜5回+シャンパン月2本
1回あたり約1.5万円(通常)+約15万円(ドンペリ白の日)
内容月3回標準+月2回ドンペリ白 or モエ×3本
注意月予算の上限を死守

担当のナンバー戦争に参加し始める範囲です。詳しい太客像はホストの太客いくらから?を参照。

シナリオ⑤:月50万円〜(太客・極太)

項目想定
来店ペース週1以上+複数本のシャンパン
1回あたり数万〜数十万円(イベント月は数百万円)
内容ドンペリロゼ・アルマンド等
注意エース候補・依存リスク要警戒

担当の月売上の3〜5割を担うエース層です。自分の生活基盤を絶対に崩さないルールを徹底してください。

健全な予算の決め方

業界共通の目安は「手取り月収の5〜10%以内」です。

手取り月収健全な月予算
20万円1〜2万円
30万円1.5〜3万円
50万円2.5〜5万円
100万円5〜10万円

これを超えると日常生活に影響が出始めます。月予算の管理はホストクラブの月予算管理術で詳しく解説しています。

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2回目以降の来店フロー——12ステップで分かる流れ

2回目以降の来店は、初回と違って通常料金で時間が流れていくため、知らないと「どこで料金が決まったのか」が分かりにくくなります。来店フローを12ステップで整理しました。

Step流れ料金が決まるタイミング
1予約(電話・LINE・予約サイト)来店時間が決まる
2入店・受付(黒服に案内される)
3担当指名(本指名 or 場内指名)指名料が確定
4席に案内(VIP・カウンター・テーブル)
5自分のドリンク注文(ハウスor追加)ドリンク代が加算
6担当との会話(基本のセット時間)セット料金が消化される
7担当ドリンク提案(→断っていい)OKならさらに加算
8ヘルプホストの来卓場内指名すれば指名料追加
9延長判断(セット終了15分前)延長すればさらに加算
10シャンパン提案(→断っていい)OKなら大幅加算
11退店・お会計サービス料35%+消費税10%(標準店)が加算される
12お見送り(担当が外まで)

各ステップで「読者が気になること」を先回り

Step 3:指名料はずっとかかる?

かかります。本指名は来店ごとに毎回。担当との関係が続く限り発生する固定費です。1,000〜3,000円/回が相場。

Step 7:担当ドリンクは断っていい?

全く問題ありません。「飲み放題」プランでも担当のドリンクは別料金なので、「今日はセットだけで楽しみたい」と伝えればOK。健全な担当は予算を尊重します。

Step 9:延長を断ったら気まずくない?

気まずくなりません。「次の予定があるので」「明日早いので」と一言伝えれば自然に流れます。改正風営法後、延長の強要も控えられる方向です。

Step 10:シャンパン提案の断り方は?

複数のパターンを準備しておきましょう:

  • 「今日は予算を決めて来てるので」
  • 「来月のバースデーに取っておきます」
  • 「シャンパンより会話を楽しみたい」

健全な担当はこの段階で引いてくれます。引かない担当はホストの色恋営業・本営に該当する可能性があり、注意が必要です。

Step 11:お会計のタイミングは?

退店時にまとめて支払うのが基本です。クレジットカード・現金が主流で、PayPay対応店も増えています。お会計の前に内訳を確認するのがトラブル防止のコツ。

初回料金について——別記事のハブへ

お得のイメージ

初回料金の詳細は歌舞伎町ホスト初回ガイドで詳しく解説しています。この記事では「2回目以降の通い」を主軸に扱うため、初回の概要のみまとめます。

初回料金の概要(参考)

初回料金は2026年現在も格安です。「ホスト=高い」のイメージは少なくとも初回には当てはまりません。

初回料金の価格帯

価格帯料金時間特徴
最安値帯1,000円60分カジュアル店に多い
最多価格帯2,000〜3,000円60〜90分大手・中堅店の標準
高めの店3,000〜5,000円90分〜VIPフロア付きプラン等

「飲み放題」と「飲み飲ませ放題」の違い

初心者が絶対に知っておくべき重要ポイントです。

プラン自分の飲み物ホストの飲み物
飲み放題無料別料金
飲み飲ませ放題無料無料

飲み飲ませ放題」を選べば追加料金の心配がゼロになります。歌舞伎町の初回プランでは「飲み飲ませ放題」を採用する店舗が多数派です。

初回料金で抑えるための5つのコツ

  1. 公式SNSで割引キャンペーンを確認:月初の「スタートダッシュ」「ウィークデー初回割」「雨の日割」など
  2. 紹介制度を利用:友達経由なら初回無料の店舗あり
  3. 平日18:00〜20:00を狙う:空いていて接客時間が長い
  4. 初回イベントDAYを狙う:通常初回料金の半額になる日もある
  5. 複数店舗の初回巡り:1日2〜3軒回ると比較できる

久しぶりの来店で初回料金は使える?

しばらく行っていなかった店に久しぶりに行くと、再び初回料金で入れることがあります。前回の来店から一定期間が空き、特定の担当(指名)がついていない場合に、初回扱いへ戻すお店があるためです。

ただし期間も適用条件も店によってまちまちです。1ヶ月で戻る店もあれば、3ヶ月・6ヶ月を基準にする店、そもそも一度来た客には初回料金を出さない店もあります。「一定期間空ければ必ず初回料金」と決まっているわけではなく、業界共通の明文化されたルール(◯ヶ月ルール等)は存在しません。

確実なのは、入店前に正直に確認すること。「以前に一度伺ったことがあるのですが、初回料金は使えますか?」と聞けば教えてくれます。来店歴を隠して初回料金で入り、後で発覚すると気まずいだけでなく、出入り禁止になることもあります。

なお、リピートする気がなく複数店舗の初回料金だけを渡り歩く客は「初回荒らし」とみなされ、業界では歓迎されません(詳しくは初回荒らしとは)。久しぶりに行きたくなって行く、気になる店を試す——その範囲で使うのが健全です。

5,000円以内で楽しむ超低予算プラン

「1万円でも高い、もっと安く楽しみたい」という方向けの低予算プランです。

5,000円以内の選択肢

プラン合計内容
初回1軒のみ1,000〜3,000円初回料金で飲み放題込み
初回2軒巡り3,000〜5,000円2軒比較で好みがわかる
平日割キャンペーン2,000〜4,000円割引日を狙う

5,000円以内で楽しむ3つのルール

  1. 「初回だけで帰る」と最初に伝える:プロのホストは理解してくれます
  2. ホストへのドリンクは一切注文しない:「飲み放題」プランなら自分の飲み物は無料
  3. 予算を最初に担当に伝える:「今日は◯◯円以内で楽しみたい」と言えば接客しやすくなります

低予算でも楽しめる理由

ホストクラブの本質は「会話」です。高級なお酒やシャンパンタワーがなくても:

  • イケメンが隣で話を聞いてくれます
  • 全力で褒めてくれます
  • 笑わせてくれます
  • 豪華な空間を体験できます

これらはセット料金だけで全て得られる体験です。5,000円の客も100万円の客も、プロのホストにとっては同じ大切な客です。

1万円以下で楽しむ実践テク

計算のイメージ

「月1万円縛りで通いたい」という方向けの実践テクニックです。

1万円に収めるための6つのルール

  1. 初回を活用する:歌舞伎町に約250店舗、毎月別店舗の初回を体験できる
  2. 「飲み飲ませ放題」プランを選ぶ:追加料金ゼロ
  3. 平日19〜20時入店:空いていて担当が卓にいてくれる
  4. 延長(飲み直し)を断る:延長すると会計が倍になります
  5. ドリンクは3杯まで:1杯600〜1,000円
  6. シャンパン・ボトルは絶対に断る:最低5,000〜10,000円かかる

1万円以下の実例

パターン内容合計
初回1軒のみセット+飲み放題込み2,000〜3,000円
初回3軒巡り1日2〜3軒6,000円前後
2回目以降・控えめセット+指名+ドリンク2杯+税サ込み約13,000〜15,000円
平日割キャンペーンセット割引+指名+ドリンク1杯+税サ30%約7,000円
2部営業(朝ホス)セット+指名+ドリンク+税サ30%約7,800円

「ケチな客」と思われないかと心配する方もいますが、月1万円でも毎月通う客は、半年に1回10万円使う客より大切にされます。継続性がホストとの信頼関係を作ります。

健全な店舗の見分け方——改正風営法・JHCA基準で

改正風営法後、健全な店舗を選ぶことが料金トラブル回避の最大の防御策です。JHCA(日本ホストクラブ健全化推進協議会)加盟16グループ・164店舗 が業界の健全化基準として並走しているので、加盟店かどうかは大きな目安になります。

健全な店舗の特徴

観点健全な店舗の振る舞い
料金表公式サイト・店頭・予約時に明示/タブレットや書面で確認
税サ率入店時に明確に伝える(歌舞伎町業界標準:サービス料35%+消費税10%。店舗ランクで30〜40%の幅)
追加注文必ず事前確認する(料金虚偽説明は改正風営法で禁止行為)
売掛(ツケ)廃止または極めて慎重な運用/大手・JHCA加盟店は事実上廃止
シャンパン提案強要しない・断っても態度が変わらない(恋愛感情に乗じた要求は禁止行為)
JHCA加盟加盟店は自主規制(売上アピール広告禁止/個人ランキング非公開)に準拠
店内の広告「No.1」「年商◯億」など売上アピール広告がない(2025/10/5のJHCA自主規制)
業界白書情報グループの規模・歴史が公開されている(ホスランクは加盟店のみ掲載・SMS認証口コミで検証)

警戒すべき店舗の特徴

観点警戒サイン
料金表公開していない・教えてくれない(改正風営法の料金虚偽説明禁止に抵触する可能性)
税サ率入店時に伝えない/会計時に「これくらい」と曖昧
追加注文勝手に追加される/「お任せで」と注文確認しない
売掛勧誘初回から積極的に勧める/「前入金」という新手法を持ちかける
シャンパン強要「目標達成のため」「好きなら」と圧をかける(改正風営法で禁止行為)
個室誘導料金説明前に個室へ通される
広告の派手さ「No.1」「年商億」「売上ランキング」など売上アピールが目立つ

警戒サインが複数当てはまる店舗は、即退店も視野に入れるべきです。改正風営法・JHCA自主規制への準拠状況は、その店舗の 客への姿勢そのもの を表します。

ぼったくりに遭った時の対処法

比較のイメージ

万が一、会計で想定と違う金額を提示された場合の対処法です。

手順1:まず明細を確認する

慌てず伝票の内訳を確認してください。

  • セット料金は表示通りか
  • 指名料の金額は適正か
  • ドリンク代の内訳は確認できるか
  • 税サ率は事前説明通りか

手順2:入店時の説明と異なる場合は指摘する

その場で「入店時の説明と違います」と冷静に伝えてください。まともな店舗なら調整に応じます

手順3:それでも納得できない場合

  • 警察相談専用電話:#9110
  • 消費者ホットライン:188
  • 法テラス:0570-078374

改正風営法施行後、ホストクラブの料金トラブルは行政も積極的に対応します。一人で抱え込まずに相談してください。

手順4:契約取り消しの権利

改正風営法施行後の契約で、色恋営業・本営の証拠(LINE履歴・領収書等)があれば、消費者契約法に基づき契約取消が認められる可能性があります。詳しくはホストの色恋営業・本営とはで。

他の娯楽との料金比較

「ホストクラブは高い」というイメージを業態比較で検証します。

娯楽1回あたり料金
ホストクラブ初回1,000〜3,000円
映画(TOHOシネマズ新宿)1,900円
居酒屋(2時間飲み放題)3,000〜5,000円
ガールズバー(1時間飲み放題)3,000〜5,000円
キャバクラ(初回)3,000〜5,000円
ホストクラブ2回目以降15,000〜30,000円
キャバクラ2回目以降10,000〜20,000円
メンズコンカフェ5,000〜10,000円

初回は映画1回分の料金でイケメンホストと60〜90分話せます。2回目以降はキャバクラよりやや高めですが、税サとシャンパン文化を考慮すれば妥当な価格帯です。

支払い方法(2026年現在)

カードのイメージ

現金

全店舗で使えます。歌舞伎町には24時間稼働のATMが多数あり、近くで下ろせます。

クレジットカード

大半の店舗でVISA/Master/JCB/Amexが使えます。カード会社によっては手数料5〜10%が客負担になることがあるので、事前確認が必要です。

電子マネー・QRコード決済

PayPayが使える店舗が増えていますが、まだ少数派です。

売掛(ツケ払い)

2025年改正風営法以降、多くの店舗が廃止しました。初回では絶対に発生しません。売掛を積極的に勧めてくる店舗は要警戒です。

ボトル・シャンパン銘柄別の値段

ホストクラブで頼める主なボトル・シャンパンの相場です。

銘柄相場詳細
ハウスボトル0円(セット内)→ハウスボトル
ボトルキープ(焼酎・ウィスキー)5,000〜30,000円→キープ詳細
モエ・シャンドン1.5〜5万円→モエ詳細
ヴーヴ・クリコ3〜8万円
ドンペリ白3〜15万円→ドンペリ詳細
ドンペリロゼ(ピンドン)8〜30万円同上
エンジェル6〜15万円→エンジェル詳細
アルマンド13〜80万円→アルマンド詳細
シャンパンタワー(5〜7段)50〜500万円→タワー詳細

ボトル全般の値段一覧はホストのボトルいくら?で詳しく解説しています。

失敗しない予算設計の5ステップ

  1. 月予算の上限を決める(手取りの5〜10%)
  2. 来店回数を決める(月2回なら1回あたりの上限が見える)
  3. 1回あたりの上限を担当に伝える(「2万円以内で」と伝えるとプロは尊重します)
  4. 現金とカード決済を使い分ける(カード決済は感覚が狂いやすい)
  5. 月末に振り返る(予算オーバーなら翌月で調整)

この5ステップを守れば、ホストクラブで金銭トラブルに巻き込まれる確率は激減します。

よくある質問

ホストクラブの料金相場は1回いくら?

2回目以降の通常利用なら、60分で1〜2万円、120分で2〜4万円が一般的です。シャンパンや高額ドリンクを入れなければこの範囲に収まります。

初回は本当に1,000円で済む?

大手の初回料金は1,000〜3,000円が標準で、60分のセットと飲み放題が含まれます。追加料金を請求されることは健全な店舗ではありません。

税サ(TAX)は何%が相場?

歌舞伎町の業界標準は サービス料 35%+消費税 10%(店舗ランクでサービス料 30〜40% の幅)。標準店なら実支払いは表示価格の 約 1.485 倍、低価格店で 約 1.43 倍、高級店で 約 1.54 倍。入店時に必ず確認してください。

ぼったくりに遭わないためには?

「料金表が公開されているか」「税サ率を入店時に伝えてくれるか」「追加注文を事前確認するか」の3点を入店時に確認すれば、トラブル確率はほぼゼロになります。

2025年改正風営法で料金は安くなった?

料金そのものは大きく変わっていませんが、料金透明性が義務化され、虚偽説明や勝手な追加が違法化されました。客側にとっては安全な環境になっています。

月いくらまでなら健全に楽しめる?

手取りの5〜10%以内が健全ラインです。手取り25万円なら月1〜2.5万円、手取り50万円なら月2.5〜5万円が目安です。

シャンパンを入れないと担当に冷たくされる?

健全な担当なら態度を変えません。むしろ長く通う客のほうが大切にされます。シャンパンの有無で態度が変わる担当は、改正風営法後の業界では淘汰されつつあります。

売掛は今でもある?

大手・JHCA加盟店は2024年4月までに売掛を廃止しました。一部の店舗で残っていますが、改正風営法で強要は違法化されています。売掛を積極的に勧める店舗は要警戒です。

ぼったくり店をどう避ける?

「公式サイト・予約サイトで料金表が公開されている」「JHCA加盟店」「実来店者の口コミ評価が高い」の3点を確認すれば、健全な店舗を選べます。

担当の誕生日月はいくら使うべき?

自分の月予算の1.5〜2倍が業界一般の感覚です。月予算5万円なら7.5〜10万円、月予算10万円なら15〜20万円程度。ただし「いくら使うか」より「自分の予算内で楽しめる範囲」が大切。バースデー前に担当に「今月は◯円までで応援したい」と伝えておくと、シャンパン強要を避けられます。

他の客と比べて自分の使う額は普通?

業界の中央値は月3〜10万円の中堅層です。月100万円使う極太層はごく一部で、SNSで目立つだけ。月5万円使う客のほうが圧倒的多数派です。「他の客と比べる」より「自分の生活が圧迫されていないか」を判定軸にするのが健全です。

予算超えそうな時の止め方は?

「今日は予算を決めて来てるので」と早めに担当に伝えてください。健全な担当は予算を尊重します。それでもシャンパン提案が続く場合、即退店も視野に。改正風営法後は強要が違法化されているため、客側の権利が法的に守られています。

担当に予算を伝えたら気まずくならない?

全く気まずくなりません。むしろ「予算を伝えてくれる客」のほうがプロのホストには接客しやすい客です。「2万円以内で楽しみたい」「今月は予算厳しい」など、来店時に伝えると担当もメニュー提案を調整してくれます。

カード払いだと感覚が狂う?

狂いやすいです。来月の請求書を見て驚くパターンが業界で頻発しています。現金主体・カードは緊急用にするのが予算管理のコツ。カードを使う場合も毎回の支払い額をスマホメモに記録して、月末に振り返るルーティンが効きます。

友達と行く時の料金分担は?

基本は各自で会計します。ホストクラブでは1人ずつの伝票管理が標準で、グループでまとめて支払うことは少ないです。友達と行く場合も、それぞれの担当・指名・ドリンクが別々に計算されます。詳しくは友達とホストクラブに行く時のガイドで。

税サ率は店で違う?事前に聞ける?

店ごとに違います(歌舞伎町相場は30〜40%)。入店時に「税サは何%ですか?」と聞いてOKです。むしろ確認しないと会計時に「思ったより高い」となります。健全な店舗は予約時・入店時に税サ率を明示してくれます。

まとめ

  • ホストクラブの初回は1,000〜3,000円(映画1回分でイケメンと60〜90分)
  • 2回目以降は 15,000〜35,000円 が標準(サービス料 35%+消費税 10% で実支払いは表示の約 1.485 倍)
  • シャンパン1本入れると約97,000円(モエ・シャンドンで計算)
  • 月額予算は手取りの5〜10%以内が健全ライン
  • 2025年改正風営法で料金透明性が義務化、2026年2月に全国初の摘発
  • 売掛は廃止が進行、現在のホストクラブは料金面で最も健全な状態
  • 1万円以下で楽しむ実践テクと健全な店舗の見分け方を本記事で整理

料金を正しく理解していれば、「思ったより高かった」というトラブルは起きません。事前に予算を決め、税サ率を確認し、無理のない範囲で楽しむ——この3つで歌舞伎町のホストクラブは最高のエンターテインメントになります。

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高城まりな(編集長)プロフィール画像
高城まりな編集長

歌舞伎町歴6年、年間50店舗を回るフリーライター(30歳)。過去に売掛で痛い経験をしたからこそ、今は「賢く楽しむ」がテーマ。大手グループから個人店まで知り尽くした歌舞伎町の生き字引。

この記事は ホスランクの編集方針 に基づき、業界経験者によって執筆されています。

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